CNNが確たる根拠もなしにトランプのロシアゲートを煽っていたことを暴いたのは、プロジェクトベリタスだったが、同プロジェクトは、今度はtwitter社がトランプに不利になるようにtwitterの表示結果を操作していることを暴いた。
参考記事:「トランプ支持」「愛国」保守層コメントを表示させない Twitter偏向性を暴露=NGO
この内容がどこまで本当なのかわからないが、一部の保守アカウントは、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「不適切な内容を表示しない」のチェックを外さないと検索結果に出ないようになっている。
さらに、twitterを利用しているヤフーのリアルタイム検索は、twitterとは別のアルゴリズムで一部のアカウントの発言を表示させていない。
twitterで「不適切な内容を表示しない」にチェックを入れた状態でも、ケント・ギルバート氏のツイートは表示されるが、ヤフーのリアルタイム検索では表示されない。ヤフーはヤフーで別の基準を設けて検閲を行っている。
↓twitterの検索結果
↓ヤフー・リアルタイム検索の検索結果
ケント・ギルバート氏のスタッフの調べによると、リアルタイム検索に表示される保守系アカウント、表示されない保守系アカウントの別は下図のようになっているらしい。
引用元:https://www.facebook.com/kent.gilbert.5/posts/1564890076935180
情報の受け手との接点を抑えられると自由な意見形成ができなくなる
SNSや検索エンジンのプラットフォームは寡占化が進みつつあるが、それらの企業内に偏った政治的意見の持ち主がいて、一方の意見を検閲して非表示にしたり、検索順位を下げたり、アカウントを凍結したりすると、私たちの政治的信条は自由に形成できなくなってしまう。
中国進出を目論むフェイスブックでは、保守系言論人のアカウントが凍結されるのは日常茶飯事になってしまった。
2017年12月には、グーグル傘下のユーチューブで、保守系の老舗動画チャンネル・チャンネルアジャがアカウントを凍結されてしまった(現在、別アカウントで出直し中)。また「青山繁晴」で検索しても動画が一切表示されない。この不具合(?)はすでに三ヶ月くらいは続いている。
これですらいかがなものかと思うが、グーグルの検索結果が保守系に不利に操作されたり、グーグル八分にされたりすることも考えられるし、極端なことを考えれば、ウェブブラウザ・グーグルクロームから好ましくないと判断されたページがアクセス不能になる、ということまでありえる。
情報の受け手との接点になっているプラットフォームで嫌がらせをされると世論形成が歪められるわけで私は憂慮している。
イオンのショッピングモールで未来屋書店という書店を見かけるが、同書店は保守系の本はあまり売っていない。プラットフォームを抑えられると、情報や商品があったとしても、受け手や消費者に届かないことも考えられるのである。