株式市場の救いは忘れっぽさにある

人よりイケイケな私だが2018年の日本株相場についてはやや弱気だ。悪材料が重なっている。

まず北朝鮮絡みの戦争があるかもしれない。米国と中国間で関税を引き上げ合う経済戦争が起こるかもしれない。2019年から株式譲渡益の税率が上がるかもしれない(もしそうなったら2018年年末の相場は軟調になるだろう)。2019年が近づくにつれて消費税増税が連想されるかもしれない。今日、日銀の黒田総裁が言及したように日銀の出口戦略も連想されるだろう。

もともと悪材料に敏感でボラティリティの大きい日本株なので、今年は事あるごとに株価が下がって投資家をうんざりさせる気がする。

では、全くノーチャンスなのか、株なんてやらずに現金にしておいたほうがいいのかというとそうでもないように思う。というのも株式市場は非常に忘れっぽいからだ。

なんとかショックの渦中にあって悲観に打ち沈んでいたはずの株式市場であっても、三営業日もダウと日経が下げ渋れば、個人投資家がメインの小型株の世界はとてつもない楽観に包まれて株価はグイグイ上がってしまう。

株式市場は記憶力が弱い。だから悪材料がどんどん出てくるようでないと、悲観的な現状認識をつい忘れてしまう。

今年は銘柄をしぼって、レバレッジを控えめにして株式市場の忘れっぽさに賭けたい。

※株式相場が世の中で最も大切なものではないので、株価が下がったとしてもこれらの政策の実行に基本的に賛成だ。

まず、対北朝鮮。ぶっ叩いておかないと北朝鮮の武器はより発達するだろうし、その武器がろくでもない国家に輸出されるだろう。テログループに売られることもありうる。さらに韓国が赤化統一され、独裁主義国家(中国・ロシア・北朝鮮)の脅威の防波堤が対馬まで南下してしまう。長期的には戦争をして壊滅させたほうが世界にとってよいだろう。

次に対中経済制裁。地球制覇に向けて邁進している中国に対しては、ありとあらゆる方法で嫌がらせをして国力を削るべきだ。そうでないとまずアジアが中国の傘下に入ってしまう。武力衝突に比べれば経済戦争は穏当だ。これによって世界の経済成長率が鈍り、株価も下がるかもしれないが、GDPや株価は私たちにとってもっとも大切なものではない。

消費税と株式譲渡益の増税。データを見ていない人や直感に頼って判断している人は、増税する必要はないと言うが、常識的な経済学者は増税に肯定的で、むしろ2%の増税では焼け石に水だという意見が多い。株式譲渡益に対する増税はまだ決まっていないが、所得税の税率などと比べると現行の税率は低いので税率アップはしかたがないのではないか。

日銀の政策も為替と資産価格に影響があったぐらいなのでそろそろ止めるのは当然だろう。

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