縄文・弥生時代の歴史研究も偏向していた

歴史研究や歴史の教科書が偏向していると言われて久しい。実際、私も中学歴史の教科書を数冊読み比べてみたが、それぞれの出版社の思想的立場によって視点が大きく異なっていた。

参考:中学歴史教科書を比較して自虐史観度をチェックしてみた

ほとんどの教科書は、戦勝国史観、左翼史観を元に書かれている。

縄文時代や弥生時代の歴史を分析する「日本人ルーツの謎を解く」(著者:長浜浩明)を読むと、歴史学者の偏向は近代史だけでなく縄文時代・弥生時代の研究にまで及んでいたことがわかる。

具体的にどのような偏向があったかというと

  1. 歴史学者は日本人の先祖が朝鮮半島や中国大陸から多くの知識を受け取ったことにしたがった
  2. 歴史学者は日本人が弥生時代に朝鮮半島からやってきた渡来人の影響で進歩・発展したことにしたがった
  3. 歴史学者は弥生時代に大陸や朝鮮半島からやってきた渡来人を日本人の祖先にしたがった
  4. 歴史学者は日本の方が古くから文明を発達させていた証拠がでると否認したがった
  5. 歴史学者は1・2を否定する証拠が出た後も、1・2に沿って歴史教科書を書いた

そうである。

まるで戦後の歴史学者が日本人をおとしめ、朝鮮人・中国人を崇めたがるかのように、ねじまがった解釈が横行してきた。つまり古代史にまで自虐史観が及んでいたのである。

しかし、科学的な手法で遺跡や土器などの年代を正確に特定できるようになると、上記の説には疑わしい点が多々あることがわかってきた。

  • 縄文土器が朝鮮半島からも出土されたことから、朝鮮半島→日本という方向での文化的伝播よりも、日本→朝鮮という方向での文化的伝播があった。
  • 日本の米作りは朝鮮半島より3千年早く、縄文土器は世界最古の土器だった。
  • Y染色体の分析から、弥生時代に大量の渡来人がやってきて人口が爆発的に増加し、日本人の先祖となったという説は間違いであることがわかる。弥生時代以降にやってきた渡来人はそれほど日本人の祖先に影響を与えなかった。DNA分析からわかることは、私達日本人の主な祖先は一万年以上にわたり日本列島の主人公であり続けた縄文時代からの人たちだった。

長浜氏の著書は教科書ではないので、理解に努力を要する点もあるが、歴史学者でない市井の人であるだけにイデオロギーに染まっておらず、論理的・科学的で明快である。

日本語で書かれた歴史関係の本は、日本の大学で歴史研究に携わっている人以外が書いた本の方が面白いものが多いよう思う。

会計が専門の福井義高氏(「最先端の世界史」など)、出版社勤務だった加藤康男氏(「謎解き『張作霖爆殺事件』」)、ホンダ技研工業勤務だった関野通夫氏(「日本人を狂わせた洗脳工作」など)、カナダ在住の歴史家・渡辺惣樹氏(「日米衝突の萌芽」など)などである。長浜浩明氏は企業で建築物の設計士をやっていた。

中国人や韓国人の思考回路は理解に苦しむ

今回、なぜこういう本を読んだかというと、日本人と中国・韓国人の思考回路の違いが理解できなかったからだ。私達は一応、戦後70数年の時間を経て、民主主義だとか人権尊重だとか法治主義だとかの諸概念を発達させてきた。

しかし、中国人や韓国人の行動や発言を観察するとまるでそれらが身についていないように見えることもしばしばである(全中国人、全韓国人がそうだというのではない。傾向としての話である)。

歴史の本を読んでいると、明治や大正の頃の中国人や韓国人と、現代の中国人や韓国人が同一に思えてくる。まるであの頃の人々が死なずに、同じ集団が現代まで生きているように思えてくる。

そして、現代でも過去の歴史においても、中国人には残虐な加害性・攻撃性が存在するように見える。

こうしたことから、中国人や韓国人の国民性には何か体内物質のレベルで、日本人とは違いがあるのではないかと思い至った。この着想を補強する本があるのではないかと思い、たどり着いたのが長浜氏の著作である。実際、Y染色体を比べると日本人と中国・韓国人には差異がある。これが性格にどのように影響しているかはわからないが、遺伝子レベルで隣国の人たちとは隔たりがあるように思う。

参考:Y染色体ハプログループの分布 (東アジア)

MYcodeで自分のハプログループを確認できる。私はN9だった。私の性格は日本人に特徴的な協調性が高いものではないので、Dではないだろうと思っていたが、やはりDではなかった。

コメント

  1. 竹槍 より:

    N9はY染色体ではなくミトコンドリア遺伝子では?

  2. nextir35 より:

    >竹槍さん
    そうかもしれないです。正直詳しいことはよくわからないです。ハプログループはN9でした。