Contrarian calls: why AA-rated Kaye backs Japanese biotechという記事の意訳です。
日本市場に投資している投資家には日産や三菱、トヨタのような聞き慣れた名前があるが、Comgestのリチャード・ケイ(Richard Kaye)はもっとエッジの効いた領域に投資している。
コムジェスト・グロース・ジャパンファンドを運営しているCitywireのダブルAランクのマネージャーであるケイは、彼のポジションのうち、あまり議論されていないバイオ銘柄が、今年、他の銘柄よりよいリターンを叩きそうだと言った。
「このセクターから少なくとも2銘柄を最近我々は買った。ペプチドリームとサンバイオだ。」
「ペプチドリームは、製薬のための調査プロセスをスピードアップできる酵素探索プラットホームを持っている。どこかの会社が何かの薬を発明したとき、癌の薬でも糖尿病の薬でも、異なった化合物が互いにどのように反応したか分析する長いプロセスを経なければならない。」
ケイ曰くペプチドリームの酵素探索プラットホームは、人工知能に似たシステムによって裏打ちされており、その効果を増している。
ケイのもう一つの投資先サンバイオは脳梗塞から人々が回復することを助けている。
「サンバイオは脳細胞を再構築する治療法を発明した。サンバイオは治療に幹細胞を使い、脳梗塞から回復した患者についての確認された事例を日本の政府機関に届け出ている。」
「人々の半数は(幹細胞を使った)治療法によって、体の機能を回復している。私達はこの話を長いこと気に入っていたが、真実にしては出来すぎていると感じていた。再生治療のライバル企業を観察してから、サンバイオの社長に会い、サンバイオに投資することに決めた」
以下略。