元アメリカ海軍の人が書いた「日本人に隠しておけないアメリカの崩壊」(マックス・フォン・シュラー著)には、左翼やディープステートらによってアメリカ国内が分断され、社会に憎しみが満ち溢れている様が描かれている。
そこには、「ディープ・ステート」(Deep State)という存在もあります。日本語では、「政治的な黒幕」とでも言えばよいのでしょうか。このような人たちは、企業、官僚、軍人、政治家の中にいて、自分たちの利益のためにアメリカを支配しています。
こうしたディープ・ステートとグローバリストは、アメリカに革命のような状態を作り出しました。
(中略)
もちろん、アメリカにもマルクス主義の左派はいます。彼らの目標は、アメリカでマルクス主義の革命を起こすことです。ベトナム戦争の時には、反戦暴動を行いました。
彼らマルクス主義者には、日本とアメリカの間で戦われた大東亜戦争への責任もあります。なぜなら、フランクリン・ルーズベルト政権の中にいたマルクス主義者たちには、ルーズベルト大統領を日本が真珠湾攻撃を行うまで扇動するという、大きな役割がありました。
現在、アメリカ国内では右派と左派の暴力的な衝突が増えており、アメリカは間もなく、内乱(Civil War)になると言われています。
氏によれば、アメリカはエリート層(ディープ・ステート、グローバリスト、ネオコン)と左派の両方から揺さぶりを受けている。
資本主義と共産主義の両側から攻撃をされているということは、アメリカはユダヤ人から破壊工作を受けているのではないかと思ってしまう。少なくともユダヤ人を大量に含む連中が、アメリカを騒乱に導こうとしていると思う(実際ジョージ・ソロスは左派に資金供給をしている)。
著者がアメリカに対して抱いている希望は、日本人からすると驚きの内容だ。それは、アメリカの右派は多数の民兵(militia)を組織しており、内戦になれば左派やグローバリストに勝てるというのが著者が抱く一筋の希望なのである。
有名な民兵組織は、
の二つだそうだ。
著者はブログを書いているが、ブログでは他の評論家(Fred Reed)が、「アメリカ人は右派につくか左派につくか選択する時が来ている」と書いたことを紹介している。
参考記事:http://tokyomaxtalks.blogspot.jp/2018/03/state-of-american-civil-war-and-my-most.html
Here is one more commentator, Fred Reed. He was a combat Marine in Vietnam, and since then has been a free journalist in Asia and America. Last year he wrote in his blog that peace is no longer possible in America, and it is time to choose sides in the Civil War.
著者は、アメリカが内乱に陥った後、アメリカから日本に難民が押し寄せるだろうとまで書いている。そしてアメリカ人は尊大で日本の文化と合わないから、アメリカ人難民は過疎に苦しんでいる地方に送ってしまえとも書いている(笑)。
日本に住んでいると砂糖をまぶされたような左派寄りのニュースしか入ってこないが、アメリカは相当おかしなことになっているようだ。
アメリカの右派にとって、トランプ大統領の存在が暴発を抑える弁になっているらしい。トランプは必ずしもディープ・ステートに与しないし、左派寄りでもない。
アメリカが仮に内乱になると、軍事的空白が生じて中国が東アジアで好き勝手をやらかす可能性があり、日本にとってもよくない。
アメリカの動向に注目したい。選挙で民主党が勝ってしまった時は特に注意が必要だ。