IPO株はターシャリ(tertiary)を狙え

ターシャリというのは、セカンダリー(2nd)の次、三番目という意味です。参考ページ

抽選に当たらないし、高寄りするIPO株

それほどまじめにとりくんでいるわけではありませんが、新規上場株に申し込んでもなかなか抽選に当たりません。2年間SBI証券で申込み続けて、先日ようやくaimingが1枚当たりました。

なかなか当たりにくいだけでなく、そもそもの公開価格が高かったりもします。グノシーは予想PER5,000倍だとか・・。

公開時のPERがそれほど高くなくても、初値が高かったりすると、そこから買いで入るのは躊躇してしまいます。ハイテク系、IT系のIPOは初値が公募価格を50%上回るのはざらですよね。公開価格に対する初値の騰落率を見てみると、モバイルファクトリーが+99%、ショーケースティービーが+194%、シリコンスタジオが+102%・・。これでは入れません。

※IPOを当てたい、という方はIPO専門でがんばっている方々がいらっしゃるので、たとえばこの投資アンテナのIPOの分野にあるブログを読んで勉強してみてください。[adsense]

セカンダリーが落ち着いた後、四季報に載る前の空白期間を狙え

高い初値がついたIPOは、たいていその後の株価が下落基調になります。セカンダリー相場でも手がでなかった新規上場銘柄は、上場後の過熱感が薄れて下落が始まってから、四季報に載る前の空白期間を狙うのがいいのではないでしょうか?あるいは、最初の決算短信が出る前です。

短信が出る前や四季報に載る前の期間は、その企業に対する情報が多くなく、新規上場株が不当に安くみすごされていることがあります。ですので、この期間に株価が割安だと思える価格まで落ちてくるのを待って、買う戦略にはチャンスがあると思います。

ファーストコーポレーションの株価推移

ほとんど過熱期間がなかったファーストコーポレーション。空白期間が終わった後の株価はどうなる!?

EPSを計算するときは、オーバーアロットメントによる第三者割当増資分を発行済株式数に含めよう

上場に伴う当社決算情報等のお知らせの1株あたり当期純利益には、オーバーアロットメントによる第三者割当増資分が発行済株式数に入っていないので、それらを含めて、再度EPSを計算しておきましょう。