歴史を如実に見ていくと、ユダヤの陰謀論は100%の証拠がある絶対の真実とはいえなくても、完全否定することが難しい幾ばくかの真実を含んだものであることが身に沁みてくる。
ユダヤの陰謀論にも、突拍子もない真面目な考証を欠いているように見えるものから、状況証拠を含む各種証拠を積み上げた確度の高いものまで様々ある。
前者は、地震兵器について語っているような人たちで、後者の代表格は馬渕睦夫氏と山田高明氏であると考える。山田高明氏は元ト学会の人で、オカルト文書に否定的だった人だが、一抹の真理を含んでいると考えたのか肯定派に転じた。
氏の記事はオカルト系総合サイトのトカナにも載れば、比較的硬めのアゴラにも載るわけで、きちんと書き分けのできる人だということがわかる。
そんな山田氏のブログ、「新世界より」は非常に面白いと思うのだが、ツイッターではこのサイトのURLをツイートに含めると、ツイートが拒否されてしまう。
ブログ末尾のシェアボタンからツイートしようとすると、
「このリクエストはコンピュータによる自動的なものと判断されました」と表示されて投稿を拒否される。何度やっても同じだ。
直接URLをツイートに貼り付けようとしても、
同じ理由でやはり拒否される。
ツイッターのタイムラインを新世界よりのURLで検索すると、こんな書き込みだけが表示される。
以前からこのサイトはツイッターに投稿を拒否されていたようだ。
山田高明氏は「新世界より」以外にもブログを書いているが、もう一方のフリー座というブログはツイッターに投稿できる。
陰謀論とされるもの(実際はある程度の真実を含む史観)を取り扱っている「新世界より」だけが拒否されているようだ。山田氏と似たような世界観を持っていると思われるinfowarsも各種SNSから袋叩きにあったが、SNSでユダヤ陰謀論は大げさに言えば言論弾圧されている。
参考記事:文化的マルクス主義はアメリカの新しい主要イデオロギーか?
ちなみにここで言うユダヤ陰謀論とは、ユダヤ人が必ずしもかかわるものではなく、ワールドニュー・オーダーとか、国際金融資本とか、ディープステートといった単語が出てくる史観だ。ごく簡単にいうと、一部の欧米人グループが世界を牛耳り、世界を統一しようとしているという考え方だ。ディープステートという言葉はトランプ大統領のツイートにも度々出てくる。
このような陰謀論に対する巨大IT企業による拒否は、サイトの主張が荒唐無稽なデタラメだからではなく、書かれたくないことを書かれているからと見るべきだろう。
もう一人の陰謀論の雄、馬渕睦夫氏の動画。↓↓こちらも一見の価値あり。
コメント
ブログ主さま。
本人です。
教えてくださいまして、ありがとうございました。
今まで知りませんでした。
なんとなく目をつけられている感は前からあったのですが。
実は、今さっき、このブログさんの、この記事に
偶然たどり着きました。しかも調べていたのは青山マサヒデ氏に
関してで、そこから「ユダヤ」というコメントを見つけて、
そこから、なんと自分の名前を発見して(笑)、知ることができました。
ひとえに神のご加護かと思います(笑)。
ところで、たいへん濃い内容のブログですね。
知識人系の人だなと、一読して感じました。
ブログ主さまもいろいろユダヤについて書かれていますので、
お気をつけください。
>ヤマダさま
いつもブログ拝見しております。ヤマダさまのブログをきっかけに、かつて読者だった青山圭秀氏のことを思い出すことができ、「神々の科学」も読むことができました。
ありがとうございます。青山氏に関してはプレマクラブのウェブサイトにセミナー予定等が載っています。またウェブ上でメルマガを読むこともできます。
http://www.art-sci.jp/meruma/backnumber01
「新世界より」は、URLをツイートすることすらできませんが、他にも、ユダヤ人について詳述している日本語のサイトで、URLをツイートはできるけれども、そのツイートはツイート検索には表示されないサイトも知っています。
ウェブサイトに対するツイッター社のbanは少なくとも2種類あるようです。