決算シーズンが一通り終わった。外需系企業の中には、受注が弱含んでいる企業が散見された。しかし、それとは裏腹に株価は堅調なものも見られたので、注意をした方がよさそうである。
※下記の受注情報は私が手書きで写し取ったものなので、転記ミスがあるかもしれないので注意してください。
オプトラン(6235)
2019年度予想を増収増益で出してきたが、受注は下記のように上場以来、減少を続けている。
平田機工(6258)
株価は戻り基調だが、今の受注高と受注残では来期は相当苦しいのでは?
ハーモニック・ドライブ・システムズ (6324)
4四半期連続受注が落ちているも株価は堅調。
ナブテスコ(6268)
受注は横ばいだけれど、2019年度予想は増収増益。コンポーネントソリューション事業では、来期は下期から回復し、トランスポートソリューション事業が好調と見込んでいるが果たして・・?
ファナック(6954)
ファナックの株価もかなり戻した。
安川電機(6506)
ここの株価も挽回基調。
コメント
循環株は株価の先読みが極まって株価サイクルが前後に(一回りして後が前になったり)ずれるので難しいですね。
>IWS様
はい。受注は落ちているのに売上高だけを参照にしたかのような株価の上げがつらいです。
受注の落ち込みによる次の業績悪化を超えて、その次の受注回復を織り込んでいる(ようにしか思えない)事が多々あります。
循環株が多い日本ではデータに連動しない事が多すぎるのと、バブル期に全株式が割高になりすぎたのでうねり取りという株価の動きのみを追う日本独自?の手法が生まれたのかなと思います。
IWSさま
そのとおりですよね。1月の下落からのリバは、中国と米国が手打ちをすることを織り込んでいくような奇妙な動きでした。今の日経は高いと思いますが、かといって空売りがいつ報われるかわからないので難しいです。