youtubeチャンネル登録者数に見る世論の変化2019年7月

youtubeチャンネルのチャンネル登録者数の変化から、今、日本でどのような政治的番組が人気があるのか、勢いがあるのかを可視化してみたい。

前回:2019年6月22日

※例によって、保守系か左翼系かの分類は筆者の独断による。

保守系ユーチューブチャンネル登録者数

KAZUYA Channel 636,432人 +12,355(+1.9%)

DHCテレビ 450,738人 +17,063(+3.9%)

SakuraSoTV 346,266人 +17,991(+5.4%)

文化人放送局 212,019人 +9,946(+4.9%)

【公式】竹田恒泰チャンネル 2 167,921人 +13,388(+8.6%)

チャンネルくらら 143,653人 +5,833(+4.2%)

KAZUYA CHANNEL GX 121,598人 +2,271人(+1.9%)

言論テレビ 68,641人 +2,967(+4.5%)

林原チャンネル 47,905人 +1,610(+3.4%)

花田紀凱「月刊Hanada」編集長の「週刊誌欠席裁判」 46,869人 +790(+1.7%)

奥山真司の地政学・リアリズム「アメリカ通信」 41,172人 +758(+1.8%)

WiLL Moe Channel 35,916人 +10,662(+42.2%)

チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」 29,611人 +399(+1.3%)

みやわきチャンネル 27,128人 +1,756(+6.9%)

中田宏チャンネル-中チャン- 24,425人(新規)

くつざわ亮治 23,329人 +2,399(+11.4%)

THE STANDARD JOURNAL 20,751人 +952(+4.8%)

政党DIY 16,026人 +1,102(+7.3%)

はとらずチャンネル 15,202人 +301(+2.0%)

長谷川豊 公式Youtube「本気論本音論チャンネル」 13,803人 +1,361(+10.9%)

百田尚樹チャンネル 13,460人(新規)

チャンネル北海道 9,804人 +631(6.8%)

松田政策研究所チャンネル 18,482人 +7,914(+74.8%)

和田政宗の本音でGO! 4,731人 +1,211(+34.4%)

小野寺まさるチャンネル 1,817人 +87(+5.0%)

左翼系ユーチューブチャンネル登録者数

山本太郎参議院議員 30,933人 +16,302(+111.4%)

日本共産党 26,475人 +1,248(+4.9%)

Movie Iwj 23,669人 +1,757(+8.0%)

デモクラシータイムス 17,471人 +1,446(+9.0%)

立憲民主党 6,945人 +512(+7.9%)

前進チャンネル 5,544人 +101(+1.8%)

のりこえねっとTube 5,531人 +39(+0.71%)

ニューズ・オプエド 5,020人 +24(+0.48%)

どちらともいいがたいチャンネルの登録者数

立花孝志 175,509人 +37,899(+27.5%)

「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル 95,322人 +6,826(+7.7%)

自民党 47,716人 +1,583(+3.4%)

妙佛 DEEP MAX 42,664人 +3,734(+9.5%)

公明党 37,247人 +4,612(+14.1%)

アゴラチャンネル 16,131人 +252(+1.5%)

たまきチャンネル 6,579人 +495(+8.1%)

雑感・メモ

選挙投票日が近づいた事もあってか、山本太郎氏、立花孝志氏のチャンネルが登録者数を増やした。

今回、立候補している政治家が選挙直前になって動画をアップしたりしているが、普段動画をアップしていないのに、いきなりユーチューブ動画をアップしてもあまり見てもらえないと思う。だから、政治家が選挙対策にユーチューブを使いたいなら、普段から地道に動画をアップしてチャンネルを温めておくか、人気のある番組に出させてもらうしかない。前者はコスト(時間)があまりにかかるし、全国比例以外の候補者にはあまり費用対効果がよくないだろう。したがって、やはり選挙のためにネットの力を借りたいのであれば、人気のある番組にゲストとして呼んでもらうのが一番だと思われる。

先月か今月、虎ノ門ニュースに佐藤正久氏がゲスト出演していたが、あれで1万票程度上積みがあったかもしれない。

和田政宗氏は入管法改正時に賛成の態度を取って以降、虎ノ門ニュースに呼ばれなくなったのは痛いと思う(先日、電話で出演していたが)。

参議院の全国比例で自民党から出馬であれば、15万票くらい個人票があれば当選するそうなので、DHCテレビやKAZUYAチャンネルは、一人の議員を受からせるくらいの力は持っている。