テレビを断捨離した人に次にお勧めしたいのはヤフージャパンの断捨離

テレビを捨てて1年以上経つ。その間困ったことはない。

参考記事:NHKを解約したぜ!

時事通信の世論調査では10-20代の10%はテレビを見ていないとか。

若い世代でテレビ離れ進む 約1割「見ていない」―時事世論調査

テレビは、ニュースに関しては意見の押し売りや、いわゆる偏向報道が多すぎて、見ていると馬鹿になるのではないかと思ってしまう。

さらに重要な話題(外交、軍事)はほとんど取り上げず、どこかで殺人事件が起きたとか、どこかで雨が多く降っているとか、日本国民のほとんどに無関係の暗いニュースや関係性の低いニュースにばかり時間をさいて、頭がおかしいのかと思う。

先日、人の車に搭乗する機会があり、車内で流れていたテレビを仕方なく見ていたら、お昼のニュース番組(10分程度)は下記のようであった。

まず、青森県で起きた殺人事件についてのニュース。遺族の方や地域の方には気にかかる話題だろうが、日本国民の99%以上にとって無関係なニュースである。これを冒頭に放送する理由がわからない。

次に流れたニュースはフランスでバスの事故が起きたというニュース。一応日本人が一人含まれていたようだが、その日本人の名前が放送されたわけでもないし、なぜフランスのバス事故のニュースを聞かされなければならないのか意味不明だった。

そして最後に国際情勢絡みの話題が少し。

多くの人の生活に間接的であれ、影響があるのは、米中の外交であったり、日本とどこかの国の外交であったり、軍事であったり、近隣国の騒乱(香港など)であったり、新しく制定される法律だったりするのではないだろうか?

テレビのニュースは、重要性の低い陰気なニュースを重点的に流し、人を愚昧にさせ、かつ暗い気分にさせることを狙っているとしか思えなかった。

報道の内容にも多様性がなく、朝昼夜とほとんど同じニュースが流される点も嫌である。

その点、インターネットで取捨選択して情報を摂取するようにすれば、不要と思われるニュースは読まずにいられるし、逆に重要と思われる事柄に関しては、テレビ以上に深堀りすることができる。

テレビは、ニュースだけでなく、バラエティ番組なども相当くだらないが、テレビの報道が無価値だと思えて、テレビから離れてネットで情報を得ている人には、ヤフージャパンにアクセスしないことも同様にオススメしたい

というのも、ヤフージャパンのポータルサイトに掲載されるニュースや話題はランダムに選ばれているというより、運営者の意向が反映されていて、どちらかといえば、左傾しているからである。例えば、アゴラ編集長の新田哲史氏が下記の記事を書いている。

Yahoo!ニュースを公的に規制すべきか?

記事の論旨は、月間200億PVを持つヤフーのトピックが仮に左傾していたとしたら、その影響力は大きい。そして左傾しているという意見が複数の人から寄せられている。こういったサイトに左傾あるいは右傾があった場合に国家として放置しておいてよいのだろうか?という問題提起である。

ヤフーを見ることは、テレビを見るのと似たような味わいがある。おすすめの話題をヤフーの方から選んでくれるので、ユーザーは受け身でいられる。しかし、そこに偏向や世論誘導の意図があった場合、ヤフーもテレビと同様の害悪を視聴者・ユーザーにもたらす。

テレビのニュースにうんざりした人には、ヤフージャパンからも離れることをおすすめしたい。

精神衛生上においても、ヤフーにアクセスしなくなるとイライラが減るはずである。