youtubeチャンネル登録者数に見る世論の変化2020年1月

youtubeチャンネルのチャンネル登録者数の変化から、今、日本でどのような政治的番組が人気があるのか、勢いがあるのかを可視化してみたい。

動画チャンネル名、登録者数、対前月増加数、対前月増加率の順で書いています。

前回:2019年12月20日

※例によって、保守系か左翼系かの分類は筆者の独断による。

※※左翼・リベラル側のチャンネルで面白いのがあったらコメント欄で紹介してください。

保守系ユーチューブチャンネル登録者数

KAZUYA Channel 696,000人 +3,000(+0.43%)

DHCテレビ 537,000人 +7,000(+1.3%)

SakuraSoTV 450,000人 +9,000(+2.0%)

WWUK TV 307,000人 +7,000(+2.3%)

文化人放送局 276,000人 +1,000(+0.36%)

【公式】竹田恒泰チャンネル 2 267,000人 +3,000(+1.1%)

チャンネルくらら 170,000人 +10,000(+5.8%)

KAZUYA CHANNEL GX 144,000人 変化なし

言論テレビ 99,000人 +2,400(+2.4%)

藤井厳喜の『ワールド・フォーキャスト』 85,300人 新規

WiLL増刊号(旧:WiLL Moe Channel) 71,600人 +6,000(+8.3%)

古是三春(篠原常一郎)チャンネル 75,600人 +11,800(+18.4%)

林原チャンネル 62,500人 +1,100(+1.7%)

花田紀凱「月刊Hanada」編集長の「週刊誌欠席裁判」 58,600人 +2,300(+4.0%)

奥山真司の地政学・リアリズム「アメリカ通信」 54,700人 +1,300(+2.4%)

百田尚樹チャンネル 52,000人 +1,500(+2.9%)

みやわきチャンネル 39,400人 +1,500(+3.9%)

チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」 35,600 +300(+0.84%)

政党DIY 37,400人 +1,600(+4.4%)

松田政策研究所チャンネル 36,400人 +4,800(+15.1%)

THE STANDARD JOURNAL 31,800人 +1,800(+6.0%)

有本香チャンネル 31,500人 +2,100(+7.1%)

上念司チャンネル 29,500人 新規

中田宏チャンネル-中チャン- 28,700人 変化なし

くつざわ亮治 27,600 +800(+2.9%)

はとらずチャンネル 16,700人 +100(+0.60%)

チャンネル北海道 17,200人 +4,200(+32.3%)

岩田温チャンネル 15,500人 +3,700(+31.3%)

和田政宗の本音でGO! 7,320人 変化なし

孫向文TV 3,490人 +30(+0.86%)

左翼系ユーチューブチャンネル登録者数

れいわ新選組 71,900人 +4,600(6.8%)

山本太郎 61,200人 +1,700(2.8%)

日本共産党 36,700人 +1,500(+4.2%)

Movie Iwj 33,600人 +2,000(+6.3%)

デモクラシータイムス 27,000人 +2,300(+9.3%)

ニューズ・オプエド 8,590人 +970(+12.7%)

立憲民主党 7,630人 +130(+1.7%)

前進チャンネル 6,150人 +40(+0.65%)

のりこえねっとTube 6,120人 +180(+3.0%)

どちらともいいがたいチャンネルの登録者数

堀江貴文 ホリエモン 907,000人 +92,000(+11.2%)

立花孝志 515,000人 -9,000(-1.7%)

「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル 123,000人 +3,000(+2.5%)

妙佛 DEEP MAX 77,400人 +6,100(+8.5%)

自民党 52,000人 +300(+0.58%)

公明党 39,400人 +300(+0.76%)

アゴラチャンネル 25,200人 +800(+3.2%)

たまきチャンネル 25,000人 +100(+0.40%)

感想

次々と有名保守論客が自前のユーチューブチャンネルを解説している。百田尚樹氏、有本香氏、岩田温氏、北野幸伯氏、上念司氏などだ。ユーチューブでの言論活動は、ツイッターやブログと比べても経済的にリターンがありそうだし、この流れは今後も続いていくと思われる。

NHKから国民を守る党の立花孝志氏のチャンネルは、先月に引き続いて登録者数が減少。動画のコメント欄もオフになっていて、視聴者の書き込みができなくなっている。これでは政党として人気を得ることは難しいのではないか。

元政治家のユーチューバーでは、松田政策研究所の松田学氏が登録者数を着実に増やしている。一方で中田宏氏は動画を毎日アップロードしているのに登録者数は伸びず、視聴回数も少ない。中田氏は、松田氏に学んだ方がいいだろう。つまり著名なゲストを呼んで対談するのである。松田氏の動画には、多彩なゲストが来ていて、面白そうである。

右にせよ、左にせよ、明るい雰囲気の動画にしたほうが再生回数は伸びる。いつも暗い内容だと視聴者の精神的体力がもたなくなって、ついていけなくなってしまう。