アメリカ大統領選挙、注目すべき州はここだ!

上図はケント・ギルバートさんの動画「大統領選挙を今の5倍理解できるようになる『激戦州(スイングステート)』」からの転載(20分頃)。

下に行けば行くほど(青が濃くなれば濃くなるほど)民主党が勝つ可能性が高い州であり、上に行けば行くほど共和党が勝つ可能性が高い州となっている。

逆に真ん中の色が薄い州は、どちらが勝つか結果が揺れ動きがちな州(スイングステート)となっている。

上図のスイングステートとされている部分を抜き出すと下図のようになる(それ以外のスイングステートも若干追加している)。上側は共和党寄りの州、下側は民主党寄りの州となっている。トラファルガーレポートの世論調査を付記した。

ここに載っていない、スイングステートでない州の共和党票、民主党票を計算すると、

共和党 180

民主党 213

であるから、共和党が勝つには、上図のスイングステート州から90票以上取らなければならない。民主党の場合は47票以上取らなければならない。

トラファルガーレポートの世論調査では、トランプ有利な州はオハイオ(18)、ノースカロライナ(15)、フロリダ(29)、アリゾナ(11)、ミシガン(16)で89票である。さらにケント・ギルバートさんの予測では、アイオワ(6)、ニューハンプシャー(4)は共和党が取るとされているので、これを足すと99票になる。

ミネソタとネバダは民主党有利なので、この2州は民主党が取ると仮定するとバイデンが集める票は、ペンシルバニア(20)、ウィスコンシン(10)、ネバダ(6)、ミネソタ(10)で46票である。

なので、このまま行けば、共和党が180+99=279票、民主党が213+46=259で、共和党が有利である。

ミシガン(16)は接戦なので、ここを民主党がとれば、共和党263、民主党275で民主党の勝ち。ノースカロライナ(15)も、トランプの優勢はわずかなので、ここを落とした場合も、民主党の勝ちの可能性が高くなる。

逆にトランプが追い上げているペンシルバニア(20)とウィスコンシン(10)のうち、どちらかでもトランプが取れれば、トランプが有利になる。

なので、米国大統領選挙で結果を左右する超重要州は、下記4州だ。

この4州の世論調査は要注目である。