3月の人口動態統計速報が出た。死亡者数は前年比12.9%の増加

2022年3月の人口動態統計速報が発表された。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2022/03.html

2022年3月の死亡者数は139,571人で、前年比+12.9%、昨年の3月より15,992人死亡者数が多かった。

↓直近の各月の死亡者数と前年比

令和2(2020) 令和3(2021) 前年比 令和4(2022) 前年比
1月 132,622 140,844 +6.1% 143,992 +2.2%
2月 117,010 118,984 +1.6% 138,474 +16.4%
3月 119,161 123,579 +3.7% 139,571 +12.9%
4月 113,362 118,169 +4.2%
5月 108,380 118,634 +9.4%
6月 100,423 108,734 +8.2%
7月 104,849 112,222 +7.0%
8月 111,591 117,804 +5.5%
9月 107,468 115,706 +7.6%
10月 118,038 120,781 +2.3%
11月 118,455 122,806 +3.6%
12月 133,185 134,026 +0.6%

上の表を見てわかるのは、多数の高齢者がワクチンを打った月は死亡者数が増加するということだ。

2021年の5月から8月、そして、2022年の2月と3月。この時期に多数の高齢者がワクチンを打ち、死亡者数が増加している。

2022年4月は、ワクチン接種者の年齢が下がったせいか、死亡者数は前年比で増えていない。

関連記事:2022年4月の政令指定都市等の死亡者数(過去4年比較)

前にも書いたが、6月からは高齢者の4回目接種が始まる。ここでさらに死亡者が発生することが懸念される。周囲の高齢者に呼びかけて、ワクチン接種を思いとどまってもらうべきだろう。

また、実は現役世代のワクチン接種3回目もいまだに接種者数が減っていない。今でも毎日20万人以上が3回目の接種をしていて、日本人の3回目接種者数は7,300万人(57.8%)に達した。3回目接種も当然無意味なので、接種しようとしている人には、死亡者数の推移などを見せて思いとどまらせてほしい。