選挙ドットコムの6月上旬の調査では参政党の支持率は低く、1議席も厳しいかと思われた。
しかし、ここ数日出た各地の比例投票先調査ではもっと良い数字が出ており、1議席は比例で取れそうである(1議席獲得の目安は100万票。2%)。投票日まではまだ日があるので、もしかしたら2議席(4%、200万票)に届くこともあるかもと思われる勢いを示している。
石川県の調査
石川県で3.0%。石川県は神谷宗幣氏の居住地なので石川県は他県より高めに出てもおかしくない。6/20発表の数字。
香川県の調査
【#参院香川県選挙区、比例の政党支持率】
自民 35.3%
国民 13.2%
立民 11.1%
維新 9.7%
公明 7.4%
共産 5.0%
れいわ 2.5%
参政 2.1%
社民 1.3%
N党 0.7%— S . T O S H I💙💛 (@toshi_1004) June 24, 2022
6/24の四国新聞の数字だそうだ。参政党は2.1%。
茨城県の調査
自民党33.5%、立憲民主党13.8%、維新8.1%、共産7.3%、公明7.2%、国民民主党4.3%、れいわ新撰組3.0%、NHK党2.1%、参政党2.1%、社民1.0%。
こちらも6/24の記事。参政党は2.1%。ちなみにNHK党も2.1%となっており、NHK党も勢いを取り戻しているのかもしれない。この記事の調査方法を読むと全国で3.8万人に電話調査したとあるので、全国調査の結果ももうすぐ出るに違いない。
栃木県の調査
6/24の記事。調査は22日、23日に共同通信によって行われたとある。茨城県の数字も共同通信の調査数字なのかもしれない。
自民党が33.3%、立憲民主党16.0%、日本維新の会9.5%、公明党5.6%、共産党5.5%、れいわ新選組5.5%、国民民主党3.3%、参政党3.0%、NHK党2.5%、社民党0.6%。
栃木県には参政党の有名候補があまり来ないが、ある程度支持率があると知っているから来ないのだろうか。
投票日まであと16日もある、参政党にとってチャンス
今回の選挙期間は長い。あと16日間もある。
選挙演説では、基本何を言っても良いから、参政党のコロナワクチンの話を聞いて、いかに今までの日本の言論状況がおかしかったか気づく人が出てくるだろう。コロナワクチンが今でも有効だと思っている人でさえ、コロナワクチンに対する政治家・マスコミ・専門家の言説は接種を進める方向に極端に偏っていたと思うのではないだろうか?
また、今の岸田政権と日本の状況も参政党に追い風になっている。インフレ、電力の欠乏、日々ちょっとずつ出てくるコロナワクチンが効いていなかった系のニュース。
ネットを使わない高齢者へも口コミで伝播すれば、参政党の支持率は2議席分に到達することもありうる。
参政党、2人目の当選者を出せるとしたら、誰が適任なのか?
参政党の全国比例で一番票を集めるのは神谷宗幣氏だろう。参政党の躍進は、神谷氏の演説にあるといっても過言ではない。
では二人目は誰が当選するのが望ましいのか。私は松田学氏がよいと思う。国会議員経験者で、職業政治家としてやっていく準備ができている。吉野敏明氏は本業の病院経営が気になるだろうし、吉田氏の発言にはマスコミに失言としてとらえられかねない大雑把なものが多い。武田邦彦氏は高齢、赤尾由美氏はそれほど職業政治家に執心していない。
というわけで二人目の当選者を出すなら、松田学氏がよいと思われる。松田氏はユーチューブ番組に池田信夫氏や永江一石氏を呼んだりしていて、経済観は常識的である。
※その後、2022年6月29日、吉野敏明氏の「戦前に日本に小麦はなかった」という記載が物議を呼んだ。吉野氏の発言にはこういう雑なものが多々あって、初めて演説を聞いた時に驚いた。