小学生の息子が今年の冬、あるいは昨年の年末あたりからひざの痛みを訴えるようになり、2月に整形外科に行ったところ、骨折などはしておらず、オスグッド病だろうと言われた。安静にしていると痛みは収まるが、また走ったりすると痛みがぶり返す。
本人は安静にしたがっていたので、土日等は家で安静にして過ごし、回復を待っていたら、いつの間にか夏になってしまった。息子が歩くさまを見ると、障碍者、老人、病人のようなありさまになっていて、体全体の筋肉も落ちている。
半年経っても全くよくなっていないことから、治療方針(?)を考え直し、その頃読んでいた本を参考にして、栄養療法(オーソモレキュラー医学)的なアプローチを試すことにした。
栄養療法の考え方の根本は、人間の体に必要な栄養を十分に摂取し、かつ体に良くないものを避ければ、人体は自然と健康を回復するというものだ。
ということで、7月の下旬から以下のサプリを子供に飲ませた。容量の記載がないものは、サプリメントに記載されている一日分の容量を飲ませた。
- ビタミンC 1日1,000mg(ゴークリーン社)
- ナイアシン 1日1,000mg(Solaray社)
- 亜鉛 1日25mg(ゴークリーン社)
- ビタミンD 晴れていない日のみ(DHC社)
- ビタミンE(DHC社)
- ビタミンB群(DHC社)
- ビタミンK(DHC社)
- 浅井ゲルマニウム 1日250mgくらい
- マグネシウム にがり数滴分
人体の回復にはビタミンDが重要なので、日光を浴びさせるためにも毎日散歩に行かせた。1
日3キロ程度は歩かせた。夏休み中は市民プールなどにも行かせ、日光を浴びるようにさせた。
体によくない食事を減らすために、小麦・乳製品の摂取は避けさせた。白米は玄米にした。ジュース・お菓子は避けさせた。
さらに9月からはプロテインも飲ませた(2日に1回くらい)。プロテインは種類がいろいろあるが、ツイッターでおすすめされていたので、エンジョイプロテインにした。
現在、9月下旬だが、息子の体はだいぶ回復し、運動会で徒競走を走れるくらいになった(走った後、ひざが痛むようで完治はしていないが)。
ネットでオスグッド病について調べても、治療法がはっきりしない。数か月で治る子供もいれば、大人になっても影響が残ることもあると書かれている。
栄養療法的アプローチには副作用がない(お金はかかるが)ので、参考になればと思って書いた。
※なぜビタミンCと亜鉛はDHCのものを使っていないかというと、DHCサプリのハードカプセルには酸化チタンが使われていて、これには発がん性があるから。ナイアシンはNOW社のものもあるが、Solaray社のものの方が評判がいい。Solaray社のナイアシンはきちんとフラッシュがでるが、NOW社のものは飲んでも出ない。