朝からマーケットハックの記事を読んで、「その通り」だと思った。
大量の「負け組」を生み出すニュー・エコノミー そこでの身の処し方
記事の要旨は、
- 今後の経済において人への投資はより行われなくなっていく
- なので、給料が上がっていく見込みは薄い
- 配当をしっかり行っている企業に投資して収入の足しにしよう
で、私も同感だ。
以下、普通の人(偏差値45~60くらい)が金銭的に負け組にならないための人生における選択肢を書いてみる。
仕事は若くして手取りが多いものを選ぶべし
ニューエコノミー下の生活においては、投資が主要な役割を持つので、まずは種銭を貯める必要がある。なので、若くして手取り収入が多い仕事がいい。
男性の場合、下手にホワイトカラーになるより、建設作業員とか大工になる方がいいのかもしれない。
逆に、給料に年齢給的な要素があって、中高年になってから金銭的に報われる職業を選ぶのはよくない。なぜなら、中高年になるまで勤務する可能性は低いから。
忙しすぎる仕事はNG
さらに忙しすぎる仕事は駄目だ。なぜなら、投資について考察するための時間が取れないから。毎日、一時間程度は投資情報を読み込むための時間を確保できる仕事がよい。
勉強しておく科目は、簿記とコーポレートファイナンス
投資を行うために簿記とコーポレートファイナンスは勉強した方がいい。
簿記(会計)がわからないと、企業の財務諸表が読めない。コーポレートファイナンスの原理がわかるといい企業を見極めやすい。
大きな支出は資産を築いてから
不動産の購入などでその都度、大きな支出をすると資産形成の妨げになる。こういった金額の大きな支出は、資産の形成がある程度できてから行うべきだ。
※私はローンを組んだことがないので、詳しい仕組みはよくわからないが、変動金利でローンを組むのは危険なのではないだろうか。
結婚後も家計の主導権を握れ
投資や資産形成について意識的/意欲的な夫(または妻)が家計の主導権を握るべきだ。一般的な慣行にしたがって、何も考えずに妻に家計を管理させてはいけない。
家計は、守備だけでなく攻撃(資産形成)についても目配りする必要があるので、投資について無知な者が管理するとかえってリターンが悪くなる。
投資は、値上がり益狙いで
資産規模が小さい間は、配当狙いで投資をするより、値上がり益狙いで投資をした方がいい。例えば投資元本が千万円で、配当利回り3%の株に投資しても年間30万円の収益にしかならず、資産形成の役に立たない。
値上がり益は、もちろんファンダメンタルに基づく値上がりを狙うべきだ。
投資を行うにおいて、過剰に守備に主眼を置くのは本末転倒だと思う。「守りながら増やす」のひふみ投信もグロースな銘柄をたくさん買っている・・。