先日、夢見の法則という私が夢について気づいた豆知識のようなものを書いたら、肯定的なコメントをいただけたので、調子に乗ってまた豆知識を書いてみる。
ぼんやり見える女性の顔を、美しい容貌だと勝手に思い込んでしまう
私はレーシック手術をしたので、今は視力がいいが、それ以前は視力が0.1だった。メガネをしていない時は、人の顔がぼんやりとしか見えないのであるが、その当時気づいたのは、ぼんやりと見える女性の顔をなぜか実際より美しい顔だと私は無意識に想定していて、実際に近づいて容貌を確認すると、「あ、そうでもない」と思うことが多いということだった。
遠くにぼんやり見える女性を、「あ、あれはかなりのブスだな」と無意識のうちに予想し、実際に近寄ったら意外に可愛かった、というパターンは無いのである。
はっきり見えない異性の顔を美人とみなしてしまう傾向は、その逆とくらべて子孫を増やす可能性が高く、男性に組み込まれたのではないだろうか?
はっきり見えない異性の顔をブスだと想像してしまう遺伝子の持ち主は、あまり異性に近寄らなくなるので、子孫が繁栄しにくい。(ブス予想のパターン)
はっきり見えない異性の顔を中立的に想像してしまう遺伝子の持ち主は、ブス予想のパターンよりは異性に近寄るので、やや子孫が繁栄しやすい。(中立予想のパターン)
はっきり見えない異性の顔を美人に想像してしまう遺伝子の持ち主は、もっとも異性に実際に接近するので、この遺伝子は子孫に受け継がれ、男性のデフォルトの性質になる。
素人の仮説だが、このような感じで、このバイアスは生まれたのではないだろうか?
女性が男性を見る場合にどのようなバイアスが生じているのかはわからない。