株式市場の先行きを警戒する声が高まっている
日銀の総括、米国の利上げ、米国大統領選を控えて、株式市場の先行きを警戒する声が高まっています。
まずは、マーケットハックの広瀬さん。世界投資へのパスポートで下記のように書いています。
http://diamond.jp/articles/-/101710
9月は経験則的に1年で最も米国株が下げやすい月であり、下げは一週間程度では収まりません。従って我々が避けなければいけないことは、せっかちにバーゲン・ハンティングすることです。
すくなくとも10月半ばまでは何もせず、ポートフォリオのキャッシュを最大限に高めたままで静観した方が良いでしょう。
そして、さきほど、夕凪さんのツイートで知った五月さんのインタビュー記事。クリックして拡大すると本文が読めます。
日経マネー11月号見本誌が届いた。特別付録のトップは片山さん。3桁億へ 。ヒロセ通商を買った理由もある。歴史を参考にされていたのですね。 pic.twitter.com/93cUxS7Ah0
— 夕凪 (@yuunagi_dan) 2016年9月18日
市場から資金が強烈に流出している気配がある。リーマンショックの1年前にも同様にヘッジファンドから資金が流出しました。
(中略)
これらの異常な事態が、遠くない将来に全て反対方向に逆流していくとみています。それに伴って市場が崩壊したら、回復に要するエネルギーはすごく大きくなる。それを中央銀行も政府も持ち合わせてはいません。
怖いですね。市場の目利きの人たちが一様に警戒しています。
資金が逆流というと、金利が上昇するのでしょうか?金利が各国で上がると株は売られそうです。
投資家は攻めすぎて死ぬ
私は寝る前に麻雀アプリでコンピューター相手に麻雀をしています。最近気がついたのですが、私の場合、「勝負したい欲」が麻雀の成績を悪くしています。
「勝負したい欲」というのは、おりたくない、つっぱって勝負したいという欲求です。雀ゴロK氏も著作で、押し引きの重要性(行くべきか場面なのかそうでないのか冷静に判断すること)を強調していました。
同様に、投資家も勝負にいきすぎると成績を落とすと思います。当たり前といえば当たり前ですが・・。私は株を始めて以来、ノーポジにしたことがなく常にレバレッジをかけているので自分に言い聞かせる必要があります。今年の投資履歴を振り返っても、勝負にいきすぎて(=決算持ち越し、臨床試験の結果を持ち越し)資産を減らしています。
勝負したい欲を抑えて、様子見気味を心がけたいです。
閑話休題:誰か北朝鮮を何とかしてくれ
投資家は勝負にいきすぎて損をする、という話からそれますが、北朝鮮について書かせてください。
株式投資をしていて、経済ショックが起きるのは怖いですが、それが原因で資産がゼロになってしまうような事にはならないと思っています。
企業にはそれなりの価値があるので、株式が下がりすぎることがあっても、いずれはフェアバリューに戻ると思うからです。
私が今、一番恐れている事態は、北朝鮮のミサイルが日本に被弾することです。核ミサイルが大都市に落ちれば、株式市場は相当な暴落を経験することになると思います(大地震も怖いですが、東日本大震災の時のようにいずれは株価も持ち直すと思います)。
きちんとした攻撃力を備えた軍隊を持たない小国、日本ですので、軍事リスクにはとても弱いのではないでしょうか。
西側各国は、ミサイル実験に対する抗議をしていますが、北朝鮮に対する制裁はあいかわらず経済制裁程度で、実質野放し状態のままです。北朝鮮は必要な物資を中国との貿易でまかなえるようなので、経済制裁を受けても平気なのだと思います。
誰か、あの将軍を殺してくれないかなとしょっちゅう考えてしまいます。私をもっとも一文無しにする確率が高いのはあの将軍だと思っています。