僕らは広瀬隆雄チルドレン
有能な先行者や開拓者の後に続く者は、その先行者に敬意を表して「自分たちは○○チルドレンだ」と言うことがある。
ビートたけしを尊敬する後続の芸人が自分たちを「たけしチルドレン」と言ったり(浅草キッドなど)、蓮實重彦の評論に影響を受けた映画監督や作家が「蓮實チルドレン」と言ったり(黒沢清や阿部和重など)している。
私たち投資家、特に2010年代にトレードを始めた世代を「○○チルドレン」を評する場合、「広瀬隆雄チルドレン」と表すのが一番しっくり来るような気がするのだが違うだろうか?
広瀬氏は米国の証券会社に勤めた経験、米国株投資の経験を通して、主に海外の相場環境について無料で良質な情報を発信している。内容がわかりやすく、歴史を踏まえて説明してくれるので勉強にもなる。相場観は他のアナリストに比べてかなり精度が高い。文章も、オンラインセミナーも洒脱で楽しい。私にとって、都会のおしゃれな叔父さんという印象である。
教養のためにも、相場での勝利のためにも広瀬氏の文章を読んで、オンラインセミナーを月に1度は聞いた方がいいと思う。
他に、ブロガーの常見陽平氏は、自らを「池田信夫チルドレン」と称している。私も池田信夫氏には影響を受けた。氏の文章に接せたおかげで、左寄りの文学青年から保守寄りの中年に変身できた。
余談だが、20代後半の頃、某会社に転職した時、私を見た女性社員に「nextir35さんってロシア文学とか読んでそうだよね(笑)」と言われたことがある。実際、私は中学生の頃からソルジェニーツィンやドストエフスキーを読んでいた・・
恐怖!勝っている人ほど勤勉である事実
相場で勝ち続け資産を築いた人に対して、半引退気味にのんびり過ごしている、という先入観を持つ人がいるかもしれない。実際、半引退気味に、旅行に行きまくっている人もいるが、twitterなどで有名トレーダーのつぶやきを読んでいると、勝っている人ほど勤勉に努力を続けていることに気づく。
たとえばringさん。株式市場からやや撤退気味であると発言しているが、それでもかなりの時間相場を見ていて、いろいろな取組をしている。
シストレFX、こちらも来年に向けて、いろいろと準備・テスト・稼働中。
ストラテジー組んで、自動売買。今はユーロ円対象に、少ない数量で走り続けて、24時間売買し続けている。
先日のトレステもいろいろ設定項目チェック中。 pic.twitter.com/0RjC0Z46Eq— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2016年12月21日
朝のシストレFXは、トレードルームでノートPC1台24時間つけっぱなしにし、持ち歩くPCやスマホから稼働させてるノートPCにリモートアクセスし、設定調整したり。
※FXソフトを起動してないと、自動売買してくれないので、つけっぱなしにhttps://t.co/idyRBzTZ87— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2016年12月21日
株だけでなくFXのシステムトレードまでしているのか・・。ringさんのツイートを読むと、ときどき、株式投資のために普段どんなことをしているかつぶやいてくれるが、常人にとってかなりのハードワークと映るかもしれない。例として下記のような感じだ。
先週の金曜日もそうですが、
随時、新規Sポジ候補や新規Lポジ候補リストは作成していて、その中から相場急変時に発注という感じで、準備はしている。 乖離や指標などもとにスクリーニングも毎日の作業していて。急変時に銘柄どうしようか・・・とバタバタしたくないので。— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2016年6月28日
先週の金曜日とかのイベントは、残留で上がったらポジってるどの銘柄を決済しようかとか、離脱したらこの銘柄を新規でショートしようとか。日銀決定会合も、追加緩和あったら、ロング銘柄、ショート銘柄、ETF銘柄選別して執行とか。イベント発生時や急変時対応。
— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2016年6月28日
決算発表して純粋に良かったもの、悪かったものと、決算受けて上がったもの、下がったもの。それぞれ銘柄リスト、いつも作ってる。それら参考・候補にして、Lポジ、Sポジ入るタイミング・水準考えたりと。
— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2016年4月27日
どういう銘柄が下方修正したか、上方修正したかは、チェックしてリスト化しておきたいところ。
なんでもかんでも投げ売りがくるような相場になったときに、ポジ構成の銘柄選別に必ず使える。— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2015年10月29日
ツガミ、
知ってる人は知ってたと思うが、今週のどこかのお昼に業績修正だす確率かなり高かった。過去の統計からみても。上方・下方関係なく、ある程度の集計おわって、この時期にいつも業績修正だしやすい企業ですから。直近の中国減速みれば下方想定も。— RING@単なる個人投資家。 (@xRINGx) 2015年10月16日
株式投資でどれくらいのパフォーマンスを出せるかは、正しい努力をどれだけきちんと継続できているかにかかってくると思う。先行する大物トレーダーたちに追いつくためにも、後続の我々はより一層の努力を積む必要がある。そうでないと差は広がるばかりだ。なぜなら勝っている奴らは驚くほど勤勉だから。
PTS市場を利用して低税率で贈与ができるのではないか?
人にお金をあげると、貰った人に贈与税という税金が発生する。税率は最大55%とかなり高い。足がつく方法で人に贈り物をするとめちゃくちゃ税金が発生してしまう。
さて、夜19時を過ぎたら、PTS市場のランキングを見ることにしているが、変な下げ方をしている銘柄を散見する。これといった材料が出ていないのに、ストップ安近いところで取引が成立しているのである。単なる誤発注かもしれないが、過疎っている銘柄のPTS市場を通じて贈与をしている人がいるのではないかと疑ってしまう。
受贈者に過疎銘柄の下の方に買い板を出してもらっておいて、贈与者が売りをぶつける。翌日、前日とほとんど変わらない値段で寄り付けば、受贈者は約20%の税金で利益を得ることができる。贈与税と比べればかなり低い税金だ。これをコツコツと繰り返せば、そこそこ大きな資金を他人に贈与できる、と思うのだがどうだろうか。
トレアイのBNFってあのBNFさんですか?
GMOクリック証券のトレードアイランドに資産7億円のBNF氏がいる。
成績をまとめてみると、2014年は+88万円で、プラスの月が6、マイナスの月が6だった。2015年は、+1.9億円でプラスの月が9、マイナスの月が3だった。2016年は、これまでのところ、7億円勝っていてプラスの月が11(!)、マイナスの月が1だった。
住所は奈良県になっている。小手川隆氏が奈良県に住んでいるという書き込みをネット(もちろん2ch)で見たことがあるので、トレアイの住所が本人確認を経た情報であるのなら、このBNF氏は小手川氏なのかもしれない。
資産が7億円を超えている人がわざわざ他人のハンドルネームをパクるとも考えにくい。
どんな取引をしているのかトレアイからはわからないが、取引回数は多めだ。短期中心のトレードをしていると思われる。
さらにトレアイ画面のHP/Blogをクリックすると、
終わりのない終わりを求めて・・
というニコ生のチャンネルが表示される。「終わりのない終わり」。小手川氏らしいようならしくないようなよくわからない。どなたかこのチャンネルの放送を聞いたことがある方がいたら、どんなだったか教えてください。