鎌倉雄介の株道場で有名な鎌倉氏ですが、以外とその経歴は知られていないのではないかと思って、著書から氏の経歴をまとめてみました。[adsense]
幼少期編
1947年、新潟県長岡市生まれ(今年68歳!)。母親が株取引をしていて小学5年生くらいからラジオが流す株価を聞いていた。
青年期編
高校卒業後、大学受験に失敗し、予備校生になったとき、仕送りをためて初めて株を買った(東洋パルプ)。早稲田大学政経学部に入学。大学時代は株式専門紙や投資雑誌を熱心に読む。
社会人編
大学卒業後、平凡社に入社。新人研修で「賃カツに抗して 実戦株式投資」という小冊子を書く(賃カツは賃金カットの略)。その中ですでに次のように書いている。
私は幾分たりと投資価値のありそうに思える東証の全銘柄について、株価、1株利益、配当、業務内容、今後の見通しくらいなことは、ほぼ頭に叩き込んでいる。そして、決算発表ごとに、頭の中の古い数値を入れ換える。
平凡社では百科事典の編集部に配属された。株式投資と関係のある「株価収益率(PER)」や「1株利益」といった項目を補遺した。
社会人となり自由になるお金が増えたことから株式投資にさらにのめりこむが、はかばかしい成績は得られなかった。当時は、往復で2.5%ほど手数料がかかった。
投資成績をあげるため、株式専門紙の推奨株を買ってみるも、自分の選んだ株よりもパフォーマンスが悪かったため20代半ばにして、自分の頭で選んだ銘柄だけを買うようになった。
百科事典の売れ行きが悪くなり、「株式市場新聞」を発行していた市場新聞社へ転職した。土地の含み益がある銘柄が人気だった1986年頃、豊洲に土地を持っている巴コーポレーションを推奨し、株価が5倍近くなった。市場新聞投資顧問の社長として有料で銘柄推奨をした後、1988年から専業投資家生活に入った。
2010年にブログ「鎌倉雄介の株道場」を開始した。神奈川県鎌倉市在住。
18歳から株をやっているので実に株式投資キャリアは50年です。すごいですね。
しかも現在60代後半という年齢でありながら、市場に大きな影響を与えるブログを書かれています。
※氏が以前勤めていた市場新聞社は現在は無いようです。