七-5.戦時需要品の独占、志気の不振

大戦勃発するや、食糧及び補給は迅速にユダヤ人の手に移り、不正行為が盛んに行われたために、戦場の勇士達の祖国に対する信頼心は、薄らぎ始めた。もちろんドイツ国民は他のすべての愛国的国民同様、戦争なるものは、すなわちこれ犠牲と苦痛を意味するものである、ということをよく承知しておった。またこの何人も、等しく受けなければならない運命に、堪ゆるの覚悟をしておったのである。

しかるにドイツ国民は、ユダヤ人という一階級が、彼らのすべてのものを奪い、一人巨利を占めていることを知るに至った。彼らはすべて国民の必需品を思惑買いをなし、または中間に介在して、利益を占め得る所には、必ず活動しておった。すなわち諸銀行、戦時用品に関係ある諸会社、醵金事業、補給機関等、到るところユダヤ人が活動しておって、豊富なる物資を隠匿し、次いで価格暴騰するや、再び品物を吐き出した。戦時必需品に関係する諸会社は、全然ユダヤ人の勢力範囲であって、いやしくも金さえあればどんなものでも、切符なしに買うことができた。もちろん政府としては国民全般のためを思い、食糧品を均等に分配することに極力努力したが、やはりその効がなかった。

ユダヤ人は不正手段によりて盛んに品物を手に入れ、これを三倍にも高く売るという有様である。したがって金は洪水のごとくユダヤ人の金庫に流れ込んだ。政府の食糧品見積額等は、ユダヤ人の投機者が買い集めて、これを秘密に隠匿するため、全然信用の出来ない有様であった。

これがため国民の志気は粗相し、不平は起こり訴訟が始まったので、政府はついに暴利を取締り、これを処罰するの手段に出たが、いかんせん被告も裁判官も、ことごとくユダヤ人であったからして、暴利取締もうやむやとなり、一向その効がなかったのである。ただしドイツ商人が捕らえられた場合は喧々囂々と大げさに騒ぎ立てられ、厳罰に処せられるのが常であった。これがためユダヤ人の勢力乱用に対する憤激は、あたかも熱鉄のごとく、ドイツ人の脳裏に強く焼きつけれれてしまったのである。

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