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日本が電磁パルス(EMP)攻撃を受けた時のことを想像してみた

      2017/09/12

北朝鮮が電磁パルス攻撃が可能だと宣言

水爆実験を成功させたと主張している北朝鮮だが、電磁パルス(EMP)攻撃も可能だと付言しているようだ。電磁パルス攻撃については、鬼塚隆志氏のこちらのPDFや防衛研究所のこちらのPDFが詳しい。またwillの7月号に鬼塚氏が寄稿していて、そちらにも電磁パルス攻撃について詳述してある。

電磁パルス攻撃とは、簡単にいうと、高高度(30キロから400キロ)で核爆弾を爆発させ、その結果生じる電磁波で電機機械を壊してしまうものだ。

電磁パルス攻撃による被害

北朝鮮の水爆開発は日本へのEMP攻撃が狙い?

上記記事では、EMP攻撃(=電磁パルス攻撃)について下記のように書いている。※以下、引用部の赤字・太線は引用者による。

EMP攻撃が一番恐ろしいシナリオであることは何度もお伝えてしているつもりです。電力網、コンピュータ通信、自動車等の点火装置が作動しなくなった社会では水道供給も止まり生存が厳しくなり、経済も崩壊するからです。ミサイルの破片がどうのこうのと言っている人にとっては想像もつかないでしょうが、これが実施されれば日本は江戸時代に戻るといってもいいでしょう。北朝鮮は韓国を併合するつもりでしょうから韓国にはEMPのスピルオーバーは与えないでしょう。そうなると狙いは本州中央部より東でしょうか。日本は途上国以下の状態に一夜にして転落することになります。

電力、コンピュータ通信、自動車、水道供給が止まり、江戸時代に戻ると書いてある。

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上述した防衛研究所のレポートでは、被害について下記のように書かれている。

広域に及ぶ EMP 被害によって、電子制御が主流となっている今日の殆どの自動車や輸送トラックが可動しなくなり、ガソリンスタンドは地下タンクからの汲み上げ用電動ポンプを失うことで燃料供給を途絶し、全世界で300 万人もの利用者がいるとされる心臓ペースメーカーは、体内で加熱して使用者に肉体的なダメージを及ぼすと指摘する。

また、ラジオやTV は完全にその機能を停止するため、混乱時に多くの市民が求める情報のアベイラビリティは極度に低下する。非常用のバックアップ設備を温存した放送局があったとしても、自家発電のための燃料自体が数日で尽きることは目に見えているため、追加的な発電機への燃料供給が途絶すれば、機能を停止するケースが相次ぐと予想される。

通信分野に目を向ければ、携帯電話は固定回線電話と比べてもEMP に対して脆弱であり、その殆どが機能しなくなると考えられており、これは非常事態において、市民が警察や消防に緊急連絡する手段を失うことを意味する。また、為替や株といった電子化された商取引のシステムも甚大な被害を受け、最悪の場合は全てのオンライン情報がバックアップもろとも消滅する可能性がある。人間が生命活動を維持する上で最も基本的な要素である水と食糧についても、電力・輸送インフラが機能停止してから間もなく、その生産と流通の両面で広域にわたり深刻な欠乏状況が生じるであろうことが予想されている。

自動車が動かなくなり、ガソリンスタンドも使えなくなる。心臓ペースメーカーも正常に作動しなくなる。ラジオやTVは見れなくなる。電話も使えなくなる。株などの取引も当然できなくなる、と書かれている。

鬼塚隆志氏のレポートの方には、

HEMP攻撃を受けた場合、具体的には次のような事態が生起するであろう。国家、企業、国民にとって不可欠なインフラ特に電力・電気供給に関係するインフラ(例えば発電所、送電システム)、およびその電気を用いるその他のインフラ例えば、情報・通信システム、鉄道・航空・船舶・バスなどの運輸・輸送システム、金融・銀行システム、医療システム、上下水道システム、および建造物・施設の維持管理用システム(電気・上下水道・エレベータ等の装置)等が、損壊・破壊される。

特に送電線からの外部電源を利用する原子力発電所は、HEMP攻撃による送電停止に対して固有の非常用電源・発電機等により対処できない場合、福島原発事故のような事態に陥る可能性がある。換言すれば、政府および各省庁・自治体等の管理業務用システム、企業の管理運営等の各種業務処理用システム、自衛隊の指揮・統制・運用システム、警察などの犯罪捜査システムおよび出入国管理システムなど、特に電気および情報・通信システムのインフラを利用するコンピュータネットワークシステムが損壊・破壊され、その結果、国・自治体、企業、国民の全活動が麻痺状態に陥り大混乱事態が生起するということである。

とある。

電磁パルス攻撃を受けた後の事態を想像してみた

上記引用を踏まえて、電磁パルス攻撃を受けた後の生活(?)を想像してみた。

まず、電子機器は全て故障し使えなくなる。そして停電になり水道も止まる。電話はできない。信号や電車も止まる。ネット、テレビ、ラジオもない。

なのでリアル北斗の拳、あるいはさいとう・たかおの「サバイバル」状態になる。

まず食べ物の確保が重要になるが、輸送インフラが死んでいるので、食べ物が各家庭や店、倉庫から無くなると後は山や海・川から取ってくることになると思われる。外国から援助物資が届くまでは、都会では食糧不足に陥るのではないだろうか?山間部や海も夏なら何か食べ物を取れるだろうが冬なら備蓄がなくなりしだい食糧が尽きるのではないだろうか。

水は水道が使えないとなれば、川水や雨水を煮沸して飲むことになる。

ATMも壊れてしまうだろうから、お金を下ろすこともできない。知っている人同士であれば、ツケにできるが、見知らぬ人と取引をする場合、物々交換になるか、煙草のようなものが仮想通貨になるかもしれない。

季節が夏であればいいが、冬なら暖を取る方法がないかもしれない。薪ストーブを使っていて、焚き木がたくさんあるなら影響はないだろうがそんな家はごくわずかなので、冬に電磁パルス攻撃を受けると寒さが大敵となる。雪が積もっているような地域であれば凍死者も出る。

移動手段は、雪がなければ自転車が最速となる。大量の物資を運ぶ際は、リヤカーを歩いて引く。雪が積もっている地域ならスキーを履いて移動するのが最速か。

報道(テレビ、ラジオ、ネット、新聞)が無いので、今、自分が住んでいる地域以外がどうなっているかわからない。伝聞でしかヨソの地域がどうなっているかわからない。政府が国民に連絡を取る方法も無い。

電子機器がないので遠くにいる家族や知人と連絡が取れない。人探しは困難を極める。

通信が使えないので、犯罪が起きても通報ができない。口頭で警察に犯罪を連絡しても、警察も自動車や無線なしで犯人を捕まえるのは不可能だろう。したがって、窃盗や強盗、殺人、強姦は多発する(夜は真っ暗だ)。消防車が動かないので、火事が起きると消火が困難だ。

病院は治療機器が使えず多数の死者が出る。輸送システムが死んでいるので、薬が足りなくなる。

日本の備えや海外からの支援状況によって、復旧までにかかる時間、受ける被害は変わってくるだろうが、普通にミサイル攻撃を受けるよりも大きな被害、多くの死者を出しそうである

自衛隊の兵器も故障し、本来の力を発揮できない。中国、ロシア、北朝鮮が侵攻してきて領土を占拠するかもしれない。

株式市場は一ヶ月程度休場になるのではないだろうか。海外で日経平均先物は取引されるだろうが。

電磁パルス攻撃に対する防衛手段

wikipediaによれば、高高度での核爆発を防ぐのは難しいようだ。

電磁パルス攻撃に対して、電子機器が影響を受けにくいように防護を施せば影響を小さくできるようだが、日本の対策は遅れているとある。

2017年9月10日の産経新聞によれば、「日米両国が開発を進める新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」は高度1千キロ以上で迎撃が可能でEMP攻撃に対抗する手段となりうる。

個人でできること

個人でできることとしては、サニーカミヤ氏が下記のように書いている。

  • EMP攻撃直後は、コンセントや電気機器から離れる。
  • 守りたい電子機器はコンセントからケーブルを抜いておく。
企業ができること
  • 電磁波攻撃対策商品が販売されているので導入する。

三菱電機の「ペルセウス・シールドは、電磁波を悪用したテロ活動などの防御策として、効果的な耐EMP・HPM(電磁パルス、高出力マイクロ波送信機からの防護対策)をご提供します」とある。

 

電磁パルス攻撃下の環境で生き延びるための対策

電磁パルス攻撃を日本が受けた場合に自分や家族が生き延びるために、事前に何をしておくといいか考えてみた。

1.食糧と水と医薬品を備蓄する。

食糧と水が欠乏することが考えられるので、保存食と水を備蓄しておくべきだ。

持病がある人は薬を余分に持っておくべきだ。

2.いざという時の待ち合わせ場所を決めておく。

家族が離れ離れになっても再び会えるように待ち合わせ場所を決めておくべきだ。普通は家に戻るのだろうが。

3.近所の人とコミュニケーションをとっておく

近所の人たちと仲が良ければ、集団を形成して自分たちを守ることができる。

4.身を守るための武器になるものを用意しておく

最悪、他人に襲われるかもしれないので武器になるものを用意しておくべきだ。

5.現金を家に置いておく

ATMや銀行で現金を下ろせなくなるので、多少の現金を家に置いておくべきだ。

6.マッチやライター、焚き付けを買っておく

暖を取るため、料理のため、灯りのため、火を使うのでマッチやライター、焚き付け、ろうそくを買っておくといいだろう。


私は素人なので間違えている部分があるかもしれないが、電磁パルス攻撃を受けたら、上記のように想像を絶する事態となる。

多くの人が死ぬだろうし、経済は大被害を受ける。復旧するまでに長い時間がかかるだろう。

間に合わないかもしれないが、日本は憲法を改正して早く普通の国になるべきだ。そして場合によっては、予防的に先制攻撃をして自国を守るべきだ。




 - 地政学

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Comment

  1. 竹槍 より:

    青山繁晴氏によると北朝鮮の記念日にあたる9月9日に米国による電撃作戦が実施されるかもとのことです。ジョンウンが表に出てくるので。ソースは虎ノ門ニュース。

  2. nextir35 より:

    >竹槍さん
    情報ありがとうございます!

  3. エアクッションはソファーではありません より:

    インテリジェンスのプロ青山氏は在日米海軍司令部のツイッター上でも高く評価されているようです。

  4. 匿名 より:

    北が先に何か映像にでも残るような攻撃をしないかぎり、米国は手が出せないんじゃないかなあ?

  5. 元SE より:

    色々ありますがキリが無いので、ここだけ。

    >ATMも壊れてしまうだろうから、お金を下ろすこともできない。

    金融機関のコンピュータ・回線・ATMなどで障害が発生することは今までも何度も起きていたはずですが、その場合にどうしていたと思いますか?

    制限はありますが、ATMが壊れても、コンピュータが壊れても、ある程度までお金は下ろせると思いますよ。制限はありますが。

  6. twitter より:

    >家族が離れ離れになっても再び会えるように待ち合わせ場所を決めておくべきだ。
    >普通は家に戻るのだろうが。

    東日本大震災の時は都心から埼玉県や神奈川県まで歩いて帰った人がいたわけですが、あのときはスマホのナビは使えました。
    EMP攻撃であればスマホは使えないでしょうから、どうやって帰宅するかも課題ですね。

  7. nextir35 より:

    >twitterさま
    出張なんかで遠くにいた場合、自転車で帰ることになるのかもしれません。

  8. より:

    パルスを打たれたら個人的な借金とか、どうやって返すの?

  9. nextir35 より:

    >深さん
    わかりません。

  10. ベル(専業投資家) より:

    今月6日に大型太陽フレアが発生しましたが、
    本日15時~24時(日本時間)に地球に到達し、
    数日間~1週間に渡ってさまざまな影響が出ることが予測されているそうです。
    電磁パルス攻撃に対するミニ訓練になるかもしれませんね。

  11. より:

    電磁パルスやったら、死闘自得ですよね。
    朝鮮も被害受けるのでは?

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