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今月の雑記2017年9月No.2

   

寝取られジャンルの隆盛と不倫バッシングの強化

アダルトコンテンツの世界では、5~10年かかって、寝取られモノがジャンルとして確立した感がある。このジャンルが誕生した当時(00年代だと思われる)は、これを意識して扱った動画はごくわずかで、このジャンルの愛好者はもっぱら体験談や漫画・アニメを見るしかなかった。

しかし今では、ジェット映像など「ねとられ専門メーカー」までできて、毎月複数のねとられをタイトルに冠した動画が販売されるようになった。

※しかし注意したいのは、タイトルに「ねとられ」とあっても実際には「ねとらせ」だったり、ただの浮気ものだったりして、「わかってるなぁ」と思わせる出来の動画は多くない。

寝取られがなぜ性的興奮を呼び起こすかは、以前私が読んだ進化心理学の本によると、女性配偶者が浮気したとわかった場合、男性は急いで性交をすれば、膣内で浮気相手の精子と自分の精子を争わせることができ、子孫を残す確率が高まるからである。男性器の先端部分にひっかかりがある形状になっているのは、他者の精子を膣内から掻き出すためだとも書いてあった。進化心理学の内容は推論によるものも多く、この内容にどれだけ妥当性があるのかはわからないが。

とにかく寝取られで男性が性的興奮を催すのは、以上の理由から異常なことではなく正常なことだ。逆に上記の進化心理学の推論が正しいのなら、女性は寝取られで性的に興奮しないはずだ。

「ねとられ」コンテンツが充実すると共に、男性は自らの「寝取られ」感性に自覚的になったかもしれないが、だからといって女性パートナーへの不倫に寛容になったかというとそんなことはないようだ。

世の中の不倫へのバッシングは年々強まっているように思う。政治家などの清廉潔白が求められる職業だけでなく、多少の無頼は許されそうな芸術家(歌手など)や芸人まで不倫をすると厳しく追及されているように見える。追及が視聴者の欲求に応えて行われているのか、メディア側がわざとどうでもいい内容でニュースを埋め尽くすつもりで不倫バッシングコンテンツを供給しているのかはわからないが。

上原多香子の不倫がテレビで大きく扱われないことについてその理由を推論する記事があるが、不倫相手が中国人であり、中国人に対する憎悪の念が高まることをメディアが防ごうとして報道しなかった面もあるのではないだろうか?上原の不倫相手が日本人であっても、同様に手心が加えられたのだろうか?

上原多香子氏の不倫騒動は報道すべきではない — 林 けんいち

上記記事では、上原への不倫報道は、報道自体が復讐として成り立ってしまい、報道が与える罰の機能が厳しすぎるから自制は正しいとあるが、ではベッキーと川上絵音へのバッシングはOKだったのだろうか?全く理解できない。

高校生がセブンスターを吸ったのが立派な悪事!?

不倫へのバッシングだけでなく、従来なら多めに見られていたような些細な悪事もバッシングされるようになってきている。

先日、ハム速で下記の記事を読んだ。

歌手「盗んだバイクで走り出す」「窓ガラス壊して回った」昔の若者「うおお最高!」

尾崎豊の歌詞の内容「盗んだバイクで走り出す」や「窓ガラス壊して回った」が、現代の若者にはハード過ぎるようで、共感できないというコメントが多かった。

しかし40才近い私としては、最近の歌のひ弱さの方が心配をかきたてる。

2012年に発表された3marketsのセブンスターの歌詞の導入部は、

セブンスターを買った なんとなく名前で選んだんだ
セブンスターを買った 17歳の僕は
あの子に振られたかっこ悪さをごまかしてしまおうと
傷ついたフリをしようと
初めてセブンスターを買った

というもので17歳でセブンスターを買ったことが「ツカミ」になっているが、「だからどーしたんだ、わざわざ取り上げるようなことか?」と思う人も多いのではないだろうか?

小学生が煙草を買ったのならまだ多少は驚きがあるが、高校生が煙草を買ったことには何の驚きもないと私は思う。

もちろん今の人の全てがこんな風にひ弱(?)になっているわけではないと知っているけれども、些細なルール違反さえ許さないような世間の空気が、若者をより幼くさせている点は心配だ(このバンドは2002年結成なので、バンドの人はおそらく30代だろう。それなのにこんな歌を作ってしまう点も心配だ)。

関連記事:日本人の性愛に関するお子様期間は7年伸びたと思う

この歌を外国語に翻訳して、南米とかフィリピンの若者に見せたら爆笑されるのではないだろうか?

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力道山の性格の悪さは何が原因か?

増田俊也氏の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか?」を半分くらい読んだ。

この本は非常に多くのことを示唆してくれる。歴史がいかに作られ、後世の人間が過去を勘違いしてしまうかとか、昔の人間の努力の桁外れさ・無謀ともいえるくらいのチャレンジスピリットなどなど格闘技に興味の無い人にも得るものがある書籍だと思う。

読んだ人が驚きそうなエピソードとしては、日本人のブラジル移民についてのエピソードだと思う。大東亜戦争時、日本人移民は敵国からの移民ということで、ブラジルで日本語の新聞・書籍の発行、公共の場での日本語の使用が禁止されてしまった。その結果、ブラジルに居た日本人は世界情勢を知ることができなくなり、大東亜戦争終了後も日本の敗戦を信じない人が大勢いた。日本の敗戦を信じない人たち=「勝ち組」、日本は負けたと信じる人たち=「負け組」に日本人集団は二分され、抗争が起きた。今考えると信じられないような出来事だが、木村政彦がブラジルに興行に訪れた1951年時点でも、日本は負けたのか?負けてないんだろう?などと敗戦を信じない人たちに激詰めされたらしい。

木村政彦は柔道家でヒクソン・グレイシーの父とブラジルで試合をして勝っている。彼がグレイシー一族に与えた影響がグレイシー一族を強化し、まわりまわってブラジリアン柔術として日本に還流した。

木村は力道山とプロレスの試合をするが、八百長の約束を破られて半殺しにされてしまう。

力道山は朝鮮人でものすごく性格が悪かったようだ。周囲にいた人間をいたぶり、世話になった人間を自殺に追い込んだりしている(伊集院浩氏のこと)。

これを今の感覚で読むと、「朝鮮人だから」「朝鮮人はやっぱり信用しちゃだめだ」的な感想がわいてくると思うのだが、著者の増田氏は、力道山の性格を

はじめは植民地の朝鮮半島から夢を見て内地日本にやってきて素直で優しい少年だった。(略)差別からくる怒り、自らではどうしようもない国家という化け物に振り回され続ける怒り、その中でもがき続けた。

などと旧来の左翼史観を用いて描いている。他にも、

1910年に大日本帝国が大韓帝国を植民地化した直後から、海峡を渡って日本にやってくる朝鮮人は凄まじいスピードで増え続け・・・(略)

この在日朝鮮人230万人のうち何割が強制連行され何割が自らの意志で玄界灘を渡ったのかはわからない。だが、前者も後者も日韓併合がなければ渡日する必要はなかったのだから同じことだろう。

昭和20年8月15日、彼らがとてつもない屈辱の日々から解放されて狂喜しただろうことは想像に難くない。(略)

当時の大日本帝国は、植民地の朝鮮人らを事実上の日本国籍者として扱い、戸籍を登録させることによって天皇を頂点とする皇民にしようとした。(略)日本がアジアを侵略するときのスローガン「八紘一宇」とは「世界は一つである」という意味だ。

などと、自虐史観満開なのだ。ここに至るまでの戦前の格闘技史などは非常に丁寧に書かれているのに、日本という国の歴史のことになると増田氏の以前の勤め先だった北海道新聞的な残念な歴史観を踏襲している。

私はここまでで読む気をなくした。

増田氏は力道山の性格の悪さを「可哀想な被害者としての朝鮮人の環境のせい」と描いているが、「朝鮮人の血のせい」とか「朝鮮人の国民性」とした方がしっくりくる。

「木村政彦はなぜ~」は旧来の左翼史観が気にさわるので、増田氏の著作は「VTJ前夜の中井祐樹」の方が面白い。

人種ごとの血や遺伝子への研究・言及は邪魔されるべきではない

人種ごとに能力差があることは知られているが(たとえば、橘玲「言ってはいけない 残酷すぎる真実」)、それに言及するのはタブー化されつつある。

しかし、こういったことへの言及を禁じても結局ろくなことにならないだろう。

力道山の性格の悪さの原因は環境よりも遺伝の影響の方が大きいのではないかと上述した。ネット上には朝鮮人には遺伝的な欠陥があるという書き込みがあるが、デマだと主張しているものもあれば、デマではないという主張もある。

本当のところどうなのか知らないが、こういったことについて言及や研究を禁じるのはおかしい。事実を明らかにした上で、寛容性を働かせるのが多様性を尊重するということではないのか。

タレブも批判する食品会社

時折、健康カテゴリで食事が体に及ぼす影響について書いているが、最近よく引用するタレブの反脆弱性にも、食事についての言及は(トランス脂肪酸への批判も含めて)多数ある。

さて、次にコカ・コーラやペプシコみたいな企業を考えてみよう。たぶん、あなたがこの文章を読んでいる時点では、まだ営業しているだろう。不幸なことだ。ところで、この会社の業種とは何だろう?砂糖水や砂糖の代替品を売り、生体信号システムに悪影響を及ぼす物質を体内に送りこみ、糖尿病を引き起こし、糖尿病の薬を売る会社を儲けさせることだ。

大企業は水道水を売って儲けることはできないし、ワインも作れない。ところが、大企業は巨大なマーケティング組織を利用し、消費者を欺くイメージ戦略や、「125年間、幸せを届けてきました」とか何とかいうキャッチフレーズで、自社の商品をよく見せる。どうして私たちは、タバコ会社に対して使ってきた議論を、健康に悪い商品を売りつけようとするほかの大企業にも(ある程度)適用しないのだろう。

私も、食品会社は煙草と同様に食品に含まれるリスクを明示するべきだと思う。脳卒中になる確率が高まるとか糖尿病になる確率が高まるとかいう類の文言を入れるべきだ。

さも健康そうなイメージをふりまきながら、病気になる確率をあげる商品を売るのは罪深い。

 - エッセイ, 本の感想, 健康, 性愛について

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