出生率は暖かい「地方」で高くなる!?

田舎の方に引っ越してきたんですけれども、幼稚園のイベントに出席すると、一家族当たりの子どもの数が多く感じられます。3-4人子どもがいる家庭も珍しくないです。

東北大学が算出した都道府県別出生率(平成27年)を見ると、確かに以前住んでいた都会より今の田舎の方が出生率が高いです。

都道府県別出生率

都道府県別出生率2

上図を見ると、出生率には傾向があることがわかります。

まず、都市部で低いです。東京都(1.22)、愛知県(1.57)、京都府(1.38)、大阪府(1.38)、福岡県(1.50)、宮城県(1.32)などです。千葉県、神奈川県も低いですね。

もう一つは寒い地方で低く、暖かい地方で高いことでしょうか。北海道・東北と比べて、九州・沖縄は高いです。

出生率は、暖かさ(平均気温)と広さ(1住宅当たり延べ面積)と相関するのではないかと思い、エクセルで回帰分析というのをしてみると下図のような結果が出ました。

出生率と気温と住宅面積

この計算結果からは

ある都道府県の出生率≒平均気温×0.05+1住宅当たり延べ面積×0.005+0.204

と近似できます。

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子どもを三人以上育てるには田舎が有利

気温の話は措いておいて、住宅の広さ等は子どもを何人育てるかに非常に影響すると思います。

都会ではマンションに住む比率が高いかと思いますが、ファミリーマンションの部屋割りは3LDKか4LDKが多いです。何度か新築マンションの内見に行ったことがありますが、3~4LDKは決して広くは感じられません。それでも新築で買うと5000万程度はかかります(高い!)。

で、その3LDK~4LDK物件を自分が買って住んだ場合、3人目の子どもを持つことは住宅面積の広さが心理的・物理的障害になるように思いました。4人は絶対にきついと思います。

都会は電車網が発達しているので、車を持たなくても生活が可能ですが、自転車で幼子を運ぶ場合もやはり同時に運ぶのは二人までがいいところだと思います。

自動車保有が当たり前の田舎なら、子どもの数が二人から三人に変わっても移動はそれほどきつくならないです。軽自動車等からミニバンに買い換える必要はありますが。

日本の人口が増えるには、住宅面積に余裕がある地域に仕事が増えることがプラスに働くと思います。

↓都道府県別の1住宅当たり延べ面積と平均気温のデータです。

1住宅当たり延べ面積 平均気温
北海道 93.08 9.8
青森 123.31 11.1
岩手 122.61 11.0
宮城 97.07 13.2
秋田 138.61 12.3
山形 141.51 12.5
福島 114.63 13.8
茨城 108.55 14.5
栃木 110.24 14.8
群馬 109.89 15.5
埼玉 86.58 15.8
千葉 89.40 16.6
東京都 64.48 16.9
神奈川 76.62 16.5
新潟 134.93 14.4
富山 152.18 14.9
石川 130.21 15.1
福井 146.16 15.0
山梨 113.27 15.2
長野 127.84 12.6
岐阜 124.23 16.4
静岡 105.42 17.2
愛知 95.01 16.6
三重 114.15 16.6
滋賀 122.05 15.3
京都 87.86 16.4
大阪 76.22 17.3
兵庫 94.91 17.2
奈良 112.63 15.4
和歌山 110.23 17.1
鳥取 126.09 15.6
島根 130.73 15.5
岡山 111.71 16.7
広島 97.29 16.6
山口 104.6 16.0
徳島 113.96 17.0
香川 114.06 17.0
愛媛 102.45 16.9
高知 95.69 17.6
福岡 86.55 17.5
佐賀 118.31 17.0
長崎 99.54 17.5
熊本 101.66 17.4
大分 99.88 17.0
宮崎 98.53 17.7
鹿児島 89.64 18.9
沖縄 76.28 23.1
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