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専業投資家は狩猟時代の報酬体系で生きられる

   

狩猟

人間の嗜好や性質は狩猟時代に作られた

現在の人間の嗜好が形作られたのは、農耕によって生計を建てるようになる前の狩猟時代だと言われています。

男性は狩りに出て、食べ物をとり、成功したときはたくさん食べ、失敗したときは飢えに耐えることになったり、けがをしたり、最悪、死んだりしたことでしょう。

当時の仕事と報酬の関係は、うまくいったらうまくいっただけ報酬(=食べ物)を得ることができ、失敗したらマイナスの報酬(けが、死など)を得るというものでした。

一般的な会社員の報酬システム

一方、現代の通常の会社員の報酬と仕事の関係はどうなっているかといいますと、成功してもその分報酬が増えるわけではありません。昇給・昇進や賞与で、成功はある程度加味されますが、狩猟時代の報酬システムと比べて、成果と報酬は弱い相関になっています。逆に失敗しても、解雇されたり、損失分を損害賠償請求されるわけでもなく、たいていはそのまま給料をもらうことができます。

つまり、成功しても失敗しても給料は大きく変動しません。

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株主の報酬システム

現代社会で、成功と失敗の両方のリターンをとっているのは、主に投資家と起業家(=株主)です。成功した場合、株価の上昇または配当で報酬を得て、失敗した場合は、株価の下落または株式が無価値となることで損失を受けます。

固定給の会社員だった頃、意欲を維持できないと感じるようになった

私は10年ほど会社員を経験しました。ほとんどの期間が事務職員でしたので、さきほど記載した例のように、成功しても失敗しても給料はほとんど変動しませんでした。

会社員としての経験が長くなってくると、どうしても、その報酬システムのことがひっかかるようになってきました。会社に大きく貢献しても、多少足をひっぱっても得られる報酬の差は微々たるもの・・。

じょじょに、失敗したときの報酬はマイナスでもいいから、成功したときの報酬は成功した分だけ青天井で欲しい!と思うようになりました。そうでないとやる気を維持できない気がしました

会社員のまま、成果と報酬を連動させられる職種は多くありません。営業職やトレーダーなどが思いつきますが、私には営業職は向いていませんし、トレーダーは門戸が閉ざされていました。

30歳のころ、株式投資を始めるようになって、そのすがすがしい報酬システムがとても気に入りました。成功すれば1年で種を10倍にすることも可能ですし、失敗して、借金を負うことも可能です。

狩猟時代の報酬体系が(男性には)合っていると思う

人間は、もって生まれた嗜好をカスタムするのが難しいです。ピンカーは、心は空白の石板ではないと著作で書いています(つまり、人間には生まれつき、好みが備わっているという意味です)。

私は、あらかじめ遺伝子に組み込まれている欲求を満たして生きるのが、もっとも単純で幸せな生き方だと思います。

投資をしたり、起業したり、アフィリエイトを行って、成功と失敗のリターンを両方取る生き方(狩猟時代の生き方に近い生き方)の方が、男性の遺伝子に組み込まれた価値観にフィットするのではないかと思います。

会社員をまったくやめてしまって、専業投資家になったり、起業したり、独立したりすることには慎重であるべきだと当然思いますが、いずれは狩猟時代的な生き方に移行することを考えてみてはいかがでしょうか?

固定給の会社員生活に不満が無い人には、無理に薦めませんが、固定給の生活では野心を満たせないと感じる人、味気ないと思う人にはお勧めします。

 - エッセイ

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