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ぎゃんぶらぁ事故中心派

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心が病んでいるから財政破綻が気になるのか、相場観から気になっているのかわからない

   

全般性不安障害歴20年です

心の病に陥って、20年以上経ちました。このことと私の投資対象に関連があるように思うので、まずはメンヘラ歴の概略を書こうと思います。

小さいころから、神経質、人見知りでしたが、中学生時にそれがさらにひどくなって、対人恐怖・強迫神経症と思える症状に陥り、常に猛烈な不安感を抱いていました。(対人恐怖や強迫神経症、不安神経症などを包括して、全般的不安障害というそうです。)

強迫神経症の内容はさまざまで、中学生の頃は、先祖供養が足りていないのではないかという恐怖にとりつかれて、毎日墓参りに行っていました。家の中の仏壇ももちろん拝みます。細木和子の先祖供養の本を読んで、自分の家の墓が、細木著の墓と違うと言い立てて、家族に墓の建て直しを要求して基地外扱いを受けました。亡き祖父には、「狐憑き」と呼ばれたことも・・。

不安感がある、といっても私の外部にその原因があるわけではありません。特に理由なく常に不安感に苛まれています。そして、不安感が執着の対象を見つけてきます。上記の例だと、執着の対象は、先祖供養です。

自分は病気なのではないかと思うようになり、調べてみたくても、ド田舎に住んでいたので、心の病に関する書籍はほとんどありませんでした(当時はインターネットもなしです)。フロイトや加藤諦三の著作を読んでいました。

当時の大衆心理学書籍には、トラウマとなったことを記憶から想起して意識化すれば、病状がよくなる書いてあるものが多かったです。ですので、当時は自分のトラウマがなんなのか理解するために、何度も何度も自分の過去をふりかえってトラウマ探しをしたものでした。そして両親の子育てに瑕疵があったに違いないと思うようになり、両親を責めたりもしました。申し訳ない・・。

しかし、さまざまな大衆心理学書を読んで、その療法を試してもちっともよくならないことから、原因が体内の化学物質異常にあると確信するようになりました。

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薬を飲んでも完治しない

薬を飲んで直すしかないと思うようになって、大学生の頃から、精神科通いを始めました。

話題がそれますが、当時は、今より、メンヘラ的なモノに明るい雰囲気がありました。鶴見済の人格改造マニュアルが読まれていましたし、別冊宝島からは精神薬を解説したムックがたくさん出ていました。リタリンという効果がアツい薬も一般的に処方されていました(今はめったに処方されないようです)。自殺してしまった作家のM沢さんはリタリンを飲んでいたようです。

当時(2000年ころ)の精神薬界の一番の話題は、プロザックなどのSSRIの登場だと思います。これを飲めば鬱が治る魔法の薬だと当時は喧伝されたものでした。プロザックは日本では販売されておらず、輸入したものを処方してくれる病院に行けば手にいれることができましたが、保健が効かないので10割負担でした。私もここに通って一時期プロザックを飲んでいました。

SSRIは日本からも出ましたが、効く人と効かない人がいるようです。私は効かない派で、結局、魔法の薬は私にとって幻でした。ただ効かないだけならいいですが、このSSRIが患者の自殺を促進させているのでは?という疑惑が出て、米国で訴訟がおきたりもしました。(「抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟」という本に書かれています)。

数年の薬遍歴を経て、自分に合う薬をみつける

精神科医は、プロとして患者にあれこれ薬を処方しますが、各人の腕前はバラバラだと思います。診察もたいてい5分くらいで終わりますし、中には名医もいるのでしょうが、機械的に大量の薬を出すだけの人もいます。

最終的に自分に合った薬をみつけるには、患者自身が薬を飲んだ後の自分の状態を観察して、考えないといけないと思います。

20代半ばまでには、一通り有名な薬は試しました。そして、相対的に副作用が少なく、症状を緩和せられる自分に合った薬をみつけました。

薬を飲めば不安感などの症状を一時緩和できますが、完全になくなるわけではありませんし、薬の効能がきれると元通りです。

最近は音に敏感です

全般性不安障害の人には音に敏感になる人がいるようですが、私もそうです。原付やバイクの音などが怖いです。夜は、耳栓の上にイヤーマフをしています。音に敏感になる人がいる一方、光に敏感になる人もいるようです。某有名投資家さんが、ブログで遮光性カーテンの紹介をしていましたが、彼も不安障害的なものを抱えているのかもしれません。

日本の財政破たんが気になって仕方がない

私は他の投資家さんに比べて、日本の財政が何を引き起こすかに興味を持っていると思います。財政赤字が続いた場合どうなるか、それを防ぐために、政府はどんな動きをしてくるか、財政破たんが起きた場合の損失を回避するために、海外移住するにはどこに行くのが一番いいのか・・などを個別銘柄以上に考えています。

最近、この思考が、投資家としての合理的な相場観によるものなのか、全般性不安障害の執着の対象なのか判然としないことに気が付きました。全般性不安障害患者は、不安感の執着の対象を常に持っているものです。

日本の財政状態の悪化から、過度な円安、インフレ、資産課税などが起こったら、いくら相場で稼いでも、資産がダメージを受けることになります。しかし、短期的にはこれらが起こらなさそうなので、まだ気にしなくもいいといえばいい気がします。私は、上記の事象が起きるとしたら、2020年代だと思っています。ですので、これらを気にするのは、私の不安感が過度に働いているからなのかもしれません。

とは言っても、大勢の真面目な学者が起こるかもしれないと言っている危機を放置して、対処をしないでいるのも投資家としてどうなのか?という気がします。

結局、日本のマクロ状況を気にするのが、合理的なのか病的なのかはっきりしません。

最後に、最近読んだ書籍を紹介します。


山田順さんは、日本の金持ちがこっそり、国外に資産を移している状況を書いた「資産フライト」の著者ですね。「税務署が隠したい増税の正体」は、消費税増税のように巷に喧伝されていない、ひっそりと行われている増税について書いた本です。税金や社会保険に関する制度は、増税となるようなマイナーチェンジをしています。マイナーチェンジなので、選挙の争点にはなりませんし、気づかない人は気づかないままです。

これらのマイナーチェンジから、日本の税収が足りていないから増やしたいのだけれど、選挙の争点にはしたくないという財務省の人たちの思惑を察知できると思います。今後も増税基調は続くでしょう。

ただ、日本の税金は社会保障支出と比べると、むしろ少なすぎるようです。国際比較をすると、日本の社会保障サービスは少なめで小さな政府型なのですが、社会保障負担は超低負担です。それらのことが、下記の本に書いてありました。

「国債リスク」には、過去のさまざまな国家で起きたデフォルトについて紹介した記載があり、日本でデフォルトが起こるとしたら、過去のどの事例に近いのかがわかります。

また、著者の森田氏は日本の将来(2020年~2035年ごろ)を予測して、どのような状態にどれくらいの確率で陥るかを書いています。それによると、

  • 財政再建達成 7.5%
  • 財政は緩やかな悪化継続 53.7%
  • 財政悪化が加速 20.1%
  • 財政が劇的に悪化 15.6%
  • 財政が劇的に悪化→デフォルト 1.0%
  • ハイパーインフレーション 2.1%

となっています。財政に関する書籍は、小黒一正氏や深尾光洋氏のものもいいと思います。

 - エッセイ

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Comment

  1. 02 より:

    人に注目される場に立ったり、会議など逃げられない状況下で息苦しくなって目眩がしたり、やたら汗がでたりします。
    ていうか一度意識飛んで倒れたことありますw
    病院には抵抗あって行った事ないですけど自分はパニック障害じゃないかって思ってます。
    辛いですよね~
    相談できる奴いればいいんですけどね…

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