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グーグルがコンテンツにもたらした変化、グーグルの犬になった私

   

結論

まずは結論。

  • グーグルは日記、私小説、エッセイの書き手を減らした
  • グーグルは役に立つ記事の書き手を増やした
  • グーグルは人々を行儀よくさせた

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検索エンジンはグーグルが圧倒的に強い

日本では検索エンジン=グーグルといっていいくらい、グーグルが他社を圧倒している。中国などを除いて、世界の大半でグーグルは力を持っている。

なので、有名人でもない限り、グーグルの検索エンジンに引っかからなければ、他者に自分の作成したコンテンツを見てもらうのは難しい。

だから、身内以外の人間に自分のコンテンツを見てもらいたい人はグーグルのルールに従う。

アドセンスは割のいいネット収入なので・・

グーグルが提供しているアフィリエイトサービス「アドセンス」は、他社のものと比べて、単価が高い。だから、ネットで収入を得ようとする人は、アドセンスの規約にしたがって振る舞う。

ここでもやはり、人はグーグルのルールに従うことになる。

グーグルの好み

グーグルで検索順位があがる記事(=グーグルの好みを満たした記事)がどんなものか?を私なりに簡単にまとめると下記のようになる。

  • 情報が網羅的である
  • 情報が正確である
  • 情報に独自性がある
  • 情報に新規性がある
  • 内容がわかりやすい読み手に親切な構造になっている
  • 文章がきちんと書かれている

また、アドセンスでは下記のコンテンツが禁止されている。

  • いじめや差別を助長するもの
  • 著作権を侵すもの
  • 薬物、アルコール、煙草を勧めるもの
  • 暴力的、悲惨、残酷なもの
  • 性的なもの

グーグルに好かれ、アドセンスを利用し続けたいと考える多くの人によって、グーグル以前と以後で、文章の世界には下記の変化が起こった。

1.日記、私小説、エッセイの書き手の減少

通常の日々を書き綴った日記を、無名の人が書いても読まれないし、検索エンジンにもひっかかりにくい。人に読まれなければ、承認欲求は満たされないし、副収入にもならない。

これらの書き手は、日常のお役立ち記事を書くブロガーに変わった。私小説とエッセイも同じ。

グーグルの存在がなければ、今ブログを書いている人のいくばくかは、自意識過剰な日記やほんわかしたエッセイをネット上に書いていただろう。

2.お役立ち記事の書き手の増加

役に立つ記事は、検索結果に表示される。「子供 無料 遊べる場所」で検索する人がいるから、子供が無料で遊べる場所を紹介した記事は読まれる。読まれると書き手にとっては嬉しいし、アドセンスを貼れば収入になる。なので、多くの人がお役立ち記事ライターになった

3.グーグルは人々を行儀よくさせた

アドセンスの規約があるので、多くの書き手にとって、性的な記事や暴力的な記事を書く行為は抑制されている。

性的な記事や暴力的な記事はアクセス数を集められるけれど、アドセンスが使えない分、広告単価は低い。

グーグルに屈服している状況が寂しい

私はブログにアドセンスを貼っているし、グーグル検索にアクセスを頼っているので、ほぼ完全にグーグルに屈服している。

他のブロガーと同じように、「◯◯に役立つ10のテクニック」のような記事を書いている。記事をわかりやすくするために図画を入れたり、文章の意図が伝わりやすいように見出しを入れたりしている。

しかし、この状況が寂しくもある。「役に立つ記事~?、知ったことか!」と言い捨てたい。もっと不合理に行動したい。

もともと暗い私小説が好きだったけれど、今は暇さえあれば、検索需要を満たす記事を何か書けないか考えている。(昭和42年生まれ元司法浪人無職童貞職歴無しの赤裸々ブログくらい突き抜けた内容なら、私小説的な文章でも多くの人に見てもらえるのだろうが、この内容では、やはりアドセンスが貼れない・・)

知らず知らずのうちに、多くの人間(しかも比較的優秀で意欲のある人間)が、愛されるお役立ち記事を書いているこの状況はなんなんだろう?多くの大の大人がしっぽを振る可愛い犬のように振舞っている。

 

 - エッセイ

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