nextir35の気になる株ブログ

ぎゃんぶらぁ事故中心派

*

心と身体の健康のために原始的な環境を取り込む現代人

   

読書感想とそれから派生するアレコレについて書こうと思います。今読んでいる本は、「GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス」という本です。

この本の要旨は、「私たちの体の設定は、狩猟採集民時代に形作られた。心と体の健康を取り戻すために、狩猟採集民的なライフスタイルを取り入れよう!」というものです。

私たちの心や体の諸々の設定は、長期間続いた、狩猟採集民時代にできあがりました。その後、我々は定住して農業を行うようになり、さらには産業革命等を経て現代の様式で暮らすようになっています。

私たちの心と体の設定が作られた時代と較べて、現代の生活様式は大きく変化しています。

Sponsored Link

たとえば、狩猟採集民時代と較べて、

  • 狩りで生活しなくなった(運動しなくなった)
  • 炭水化物を多く食べるようになった

点が大きく変わっています。

狩りで生活していた時代は、毎日不規則に走り回って生活していました。しかし、現代では多くの仕事が、このような運動を必要としていません。この本では、運動が人間の脳を活性化し、健康状態を大きく改善すると主張しています。

さらに、ジムで規則的な運動をするより、より自然な、トレイルランなどの運動を推奨しています。

トレイルラン

自然の中を走り回るトレイルラン

私たちは、農業を始めて穀物をつくるようになってから、炭水化物を多く摂取するようになりました。この著作では、この食生活の変化が、多くの病気を生んだと主張しています。例として、癌、2型糖尿病、高血圧、心血管疾患、虫歯などです。

生活環境は変化したのに、人間の体の設定は変化していないことが、さまざまな心体の問題の原因だとこの本は訴えているわけですが、最近の流行りの中には、確かにこの主張に沿ったものが多く見受けられます。

たとえば、糖質制限ダイエットです。糖質制限ダイエット下の食事は、狩猟採集民時代の食事に近づいています。米や麺、パンなどを抜いて、肉や魚を中心に食事をすることは農業開始前の食事に近いはずです。

最近出た「pokemon go」というアプリも、現代の生活の中に、狩猟採集民時代の要素を取り入れている面があると思います。pokemon goをプレイしている時、私たちは獲物を求めて、歩きまわります。

***

テクノロジーを進化させ、経済を発展させ、快適さを追い求めてきた末に、人々がマイルドに「狩猟採集民的な生き方」を導入しようとしている、という事実からは奇妙な印象を受けます。

しかし、この著作の主張が正しく、人間が幸福に生きるために、狩猟採集民的な生き方が私たちにとって重要であれば、今後も新たなビジネスや流行が、この方面から生まれそうです。

 - 本の感想

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

flower
物理的な感覚と感情の関係

最近おもしろい本が出版された。物の硬さや柔らかさ、熱さ・冷たさ、重さ・軽さ、色、 …

鈴木傾城氏の小説は素晴らしい

鈴木傾城氏の小説を読んでみたが素晴らしかった。 氏の実体験を反映しているのかどう …

航行の自由作戦
言論においても「航行の自由作戦」をする必要がある

「航行の自由作戦」というのは米軍が南シナ海で行っている作戦(?)であって、南シナ …

戦士の法則
「戦士の文化」と少子化(書評:戦争にチャンスを与えよ)

エドワード・ルトワックの「戦争にチャンスを与えよ」(文春新書)を読んだが面白かっ …

野良犬
人の死をネタにしていいんですか?いーんです!シックスサマナ第27号感想

※投資とは全く関係がない内容です。 井上さん死す 電子書籍シックスサマナ27号が …

東條さち子
東條さち子さんでさえ日本に見切りをつけたがっている・・

漫画家兼大家である東條さち子さんの新作がキンドルで出ていたので早速読んだ。 東條 …

bodybuilder
【予防医療】「いいアブラ」系の本は一読に値する【健康】

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術という本を読み終えた。著者はカナダ人の …

skull
中国の世界支配計画は1940年代から続いている(中国の100年マラソンについて)

ピーター・ナヴァロの「米中もし戦わば」は、近年の中国の軍事能力の伸びを明らかにし …

マリア
今週の雑記2017年2月No.1

最近の読書感想 中国4.0 暴発する中華帝国(エドワード・ルトワック) 中国の2 …

慰霊碑
吉田清治の長男は公安の協力者だった

韓国・慰安婦問題等について虚偽の発言を行い、ありもしない問題を作り上げた吉田清治 …