世界各国を格付けしたTHE LEGATUM PROSPERITY INDEXが面白い

イギリスのシンクタンク、Legatum Instituteが出している各国のランキングが面白い。GDPなどの経済的な裕福さだけではない多様な指標を元に各国のランキングを出している。

東アジアと東南アジアの国を比較のために抜き出してみた。※画像はクリックすると大きくなります。

アジアのランキング

ランク付けされているのは世界149カ国で、数値が小さいほどランキングが上である。

経済の質、と訳したのはecnonomic qualityで経済の開放性やマクロ経済の指標、成功のための基礎、経済的な機会、金融セクターの効率性などが評価されている。

次のビジネス環境と訳したのは、business environmentで起業のための環境、ビジネスのインフラ、イノベーションへの障壁、労働市場の流動性が評価されている。この指標では香港、シンガポール、マレーシアが強い。

次の統治は、governanceの訳で、効率的な政府、民主制の度合い、政治的な参加しやすさ、法治度が評価されている。中国、カンボジア、ラオスが圧倒的に低評価。

教育は、educationの訳で、教育へのアクセス、教育の質、人的資本(human capital)が評価されている。シンガポール、韓国が高評価。

健康は、healthの訳で、基本的な身体と精神の健康さ、健康に関するインフラ、予防医療が評価されている。結果は、経済的な先進国度合いと相関しているように見える。

安全さは、safety&securityの訳。国防と個人の安全度が評価されている。フィリピンのランクが低いのは治安の悪さが反映しているのだろうか?

個人的自由は、personal freedomの訳で、基本的な権利の尊重されているか、個人的な自由、社会的な寛容さが評価されている。日本、香港、フィリピンが相対的な上位で、中国が低い。マレーシアはなんでこんなに低い評価なんだろう?

次の社会資本は、social capitalの訳で、個人間の関係の強さ、社会的なネットワークの援助(social network support)、社会的な基準(social norms)、市民の参加度合い(civic participation)で訳すのが難しい言葉が多かった。個人間の関係の強さとか、社会的なネットワークの援助とかどうやって測るんだろう?この指標では、日本、韓国、中国が低評価。評価が高いのはインドネシア、フィリピン、タイ、マレーシアである。日本人や韓国人は個人間の関係が希薄なのだろうか?中国は個人間の関係が強そうに見えるが評価されていない。日本は、精神的に生きづらい国だと評されることがあるが、その辺りの事情がこの順位に表れているのだろうか?

自然環境はnatural environmentの訳で、自然環境の質、環境的なプレッシャー(environmental pressure)、自然保護への努力が評価されている。日本はフィリピンやマレーシアと同程度。この指標では日本はもっと評価されていいように思うが・・。

本当かな?と思う点もあるが、様々な視点で各国の違いを考える機会を与えてくれるindexで面白かった。元データは下記URLにあり、世界149カ国がランク付けされている。訳語の間違いもあるかもしれないので、興味のある方には是非オリジナルデータを見ていただきたい。

http://www.prosperity.com/rankings

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