Israel gave birth control to Ethiopian Jews without their consent(イスラエルはエチオピア系ユダヤ人に同意なく避妊薬を接種していた)という記事の翻訳。2013年1月27日の記事。
イスラエルはエチオピア系ユダヤ人に同意なく避妊薬を接種していた
イスラエルはエチオピア系ユダヤ人移民に無断で避妊注射をしていたことを初めて認めた。
イスラエル政府はこの事を当初否定していたが、イスラエル保健相は婦人科医に当該注射の接種を止めるように伝えた。Haaretzの報によれば、この疑惑は調査記者のGal Gabbay氏が最初に指摘した。なぜエチオピア系移民の出生率が急激に下落したのか調べるために、彼は30人以上のエチオピア出身の女性に面談した。
面談したうちの女性の一人はこのように言っている。「医療スタッフに予防注射があることを告げられ、3ヶ月毎に注射をされた。我々は望まないと言ったのだが」。彼女らはエチオピアのトランジットキャンプ滞在中に注射を強制されたと思しい。
この注射はDepo-Proveraだとされる。長く効果が続く避妊薬である。
1980年以来、帰還法に基づいておよそ10万人のエチオピア系ユダヤ人がイスラエルに帰住した。彼らのユダヤ人性は、何人かのラビは疑問に思われている。昨年(2012年)、健康相を兼務しているネタニヤフ首相は、アフリカからの違法移民は我々のユダヤ人としての生存と民主主義国家の脅威だと述べていた。
Haaretzは、保健省が薬を管理する部門に送った文書の抜粋を掲載した。それによれば、医師らはエチオピア系移民がDepo-Proveraの効果について理解していないであろう場合は、注射をしないようにと書かれていた。
(以下略)
イスラエル人の、異人種に対する侮蔑というか、軽く見る姿勢が伝わってくる記事である。