いずれ覇権はアメリカから中国に移るだろうと言われているが、既に覇権の移行はいくばくか終了していると考えたほうがよさそうである。
アメリカは経済面でも戦争においても外交でも、もはや中国に勝てない。中国はアメリカが愚行で没落していくのを静かに見ている状態だ。
アメリカが単独の覇権国家だった頃は、アメリカ等を支配することで特定の集団(ロスチャイルド家など)が世界をほしいままにすることができた。
しかし中国はそういった外部の資本家をブロックしているから、欧米の国際金融資本は世界を自由に支配することはできなくなる。
なので散々喧伝されたグレートリセットは尻すぼみになるだろうし、第二のプランデミックも起きないのではないか。こうした事を従来の国際金融資本が企てても、中露などはつきあわないだろう。
イスラエル・パレスチナの紛争は黙示録の予言のような第三次世界大戦(エゼキエル戦争)に至るのではないかとも思ったが、イスラエルと中国に親交があるなら、大規模な戦争にはならないだろう。そんなことをする意味がない。
アメリカが没落すれば、これまで日本を押さえつけてきた力が弱まり、日本の独立を目指す政治家が地上波テレビや全国新聞に載るようになり、日本の政治も変わるのではないか?
日本には多くの高齢者がいて、彼らを養うために大金を使っているために社会が停滞しているが、コロナワクチンが彼らの死を早めることもあり、若干社会が持ち直すのではないだろうか?
欧米リベラル的な建前重視の言説が社会を支配してきたが、これからは中国人的なドラスティックな本音ベースの発言が増えていき、いい方向に日本が変わっていくように思える。インドの影響力が高まれば、日本人の物質重視の価値観が改まり、霊性に関する見方も変わるだろう。
覇権がアメリカから中国に移れば、日本が中国に隠然と支配されてしまうのかもしれないが、今から心配してもしかたがない。
「戦わずして勝つ」ことを重視する、「形式はともかく実質勝てばいい」とい中国の態度を考えれば、台湾への武力侵攻はないだろう。日中間の戦争も本格的なものは起こらないだろう。
意外とこれからの世界の未来は平和で明るいものになるのではないか。