2020年のアメリカ大統領選挙は、副大統領候補の討論会を経て、バイデンが有利というニュースが流れている。賭けサイトでもバイデン優勢になっているそうだ。
カナダ在住の岡本裕明氏はブログで、「勝負あった」「トランプ氏が挽回するのはほぼ不可能」とバイデン勝利の見方を示している。
参考記事:勝負あった、アメリカ大統領選
アメリカ人の考えはよくわからないが、本当にバイデンの方がトランプより良いと思えるものなのだろうか?バイデン候補とハリス副大統領候補は、日本人に例えるなら、鳥越俊太郎と蓮舫くらいの印象である。バイデン圧勝という予想には、かなり違和感がある。
イギリスの選挙でも、左派の労働党が勝つという予測の中、保守党が圧勝したわけで、私はアメリカ大統領選が「勝負あった」という風には思えない。
アメリカ人のケント・ギルバート氏は、9/30の動画でまだまだ分からないとしている。
本日、藤原かずえ氏が前回の大統領選挙結果を的中させたトラファルガー調査を紹介していた。
そのトラファルガー調査のウェブサイトを見るといくつかのスイングステート州での世論調査を発表している。その調査結果と、直近の選挙結果を合わせて、今年の大統領選挙の結果を予想してみた。
右列に?とある州は微差だったり、結果がどちらになるか微妙な州である。
この表の選挙人の数を集計すると共和党269、民主党269の全くの互角になった。そういうわけで、私はアメリカ大統領選挙について「バイデン勝利で勝負がついた」とはまだまだ思えないのである(もちろんトランプが絶対勝つとも思っていない)。