コロナワクチンがトータルで見て有害であるならば、ワクチンの接種数が多くなるほど死亡者数が増えるはずである。
3月25日に、2022年1月分の人口動態統計速報が出て、2022年1月の死亡者数の速報値が出たが前年と比べてそれほど増えていなかった。
前年より死亡者数は3,148人多く、パーセンテージにすると2.2%増だった。日本は高齢者が多く、毎年死亡者数は増加するトレンドにあるので、2022年1月の死亡者数がとびぬけて多かったとは思えない(誰か統計に詳しい人が評価するはず・・)。
コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)が本格的に始まったのは2022年2月だった。2022年1月のブースター接種は約384万回で、2022年2月に行われたブースター接種は約2,100万回だ。
市町村によっては、月別の死亡者数を発表していて、もう2022年2月分を発表しているところが多々ある。ここ数年の2月の死亡者数を比較し、2022年2月の死亡者数が急増しているようであるならば、コロナワクチンは体に悪いと判断してもいいのではないだろうか?
政令指定都市は統計データが充実しているので、いくつかの政令指定都市から過去4年の2月の死亡者数データを取得し、表にまとめた。令和4年(2022年)2月の死亡者数がいかに多かったかを表すために前年比を加えた。
※岡山市・熊本市はまだ2022年2月分の人口異動データがアップされていなかった。
※新潟市と広島市は、日本人分と外国人分を分けていたので、日本人分のみを表に反映した。
※政令指定都市の統計データはこちらにまとまっている。政令指定都市統計データ
過去4年の政令指定都市の2月の死者数比較
令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 前年比 | |
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 前年比 | |
札幌市 | 1,621 | 1,563 | 1,684 | 1,872 | +11.1% |
仙台市 | 705 | 754 | 772 | 857 | +9.9% |
千葉市 | 999 | 1,033 | 975 | 1,061 | +8.8% |
川崎市 | 1,017 | 925 | 1,109 | 1,140 | +2.7% |
横浜市 | 2,885 | 2,784 | 2,931 | 3,472 | +18.4% |
相模原市 | 558 | 581 | 575 | 676 | +17.5% |
さいたま市 | 1,010 | 904 | 1,020 | 1,150 | +12.7% |
新潟市 | 842 | 694 | 784 | 800 | +2.0% |
静岡市 | 779 | 717 | 685 | 773 | +12.8% |
浜松市 | 739 | 761 | 689 | 827 | +20.0% |
名古屋市 | 1,884 | 1,931 | 1,918 | 2,444 | +21.5% |
京都市 | 1,271 | 1,243 | 1,347 | 1,611 | +19.5% |
大阪市 | 2,685 | 3,332 | +24.0% | ||
堺市 | 780 | 700 | 736 | 959 | +30.2% |
神戸市 | 1,363 | 1,282 | 1,432 | 1,611 | +12.5% |
岡山市 | |||||
広島市 | 871 | 860 | 906 | 995 | +9.8% |
北九州市 | 975 | 906 | 958 | 1,219 | +27.2% |
福岡市 | 1,090 | 1,071 | 1,102 | 1,142 | +3.6% |
熊本市 | |||||
計 | 22,308 | 25,941 | +16.2% |
※死亡者数は確定値ではなく速報値。大阪市の2019・2020年のデータは見つからなかった。
各年のストーリーをおさらいすると、2019年2月はコロナ前だった。2020年2月はコロナが騒がれ始めた頃で、人々がマスクを買い求めた時期だ。2021年2月は1回目のワクチンが医療従事者向けに始まった頃で、2021年2月末時点でワクチン接種済み者は3万人程度だった。2022年2月はブースター接種が本格的に行われた。
市によってばらつきはあるものの、死亡者数が前年比で20%超が連発しているので、2022年2月の死亡者数はかなり多かったと推測できるのではないだろうか?
コロナワクチンを打つか打たないか迷っている人は、このデータを見て、是非打つのを止めてほしい。
政令指定都市以外の市町村の2月の死者数比較
政令指定都市以外でも月別の死者数データを公開しているところがあるので、そちらから取得したデータをまとめた。
感覚的には人口密度の高い都市部で死亡者数が前年比で増加しているように思う。
令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 前年比 | |
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 前年比 | |
青森市 | 301 | 282 | 343 | 347 | +1.1% |
福島市 | 299 | 285 | 313 | 333 | +6.3% |
市川市 | 322 | 305 | 370 | 405 | +9.4% |
船橋市 | 461 | 428 | 515 | 597 | +15.9% |
松戸市 | 393 | 374 | 412 | 541 | +31.3% |
野田市 | 136 | 127 | 165 | 156 | -5.4% |
流山市 | 144 | 120 | 159 | 151 | -5.0% |
台東区 | 161 | 133 | 188 | 176 | -6.3% |
町田市 | 355 | 350 | 375 | 441 | +17.6% |
富山市 | 397 | 383 | 386 | 458 | +18.6% |
茨木市 | 193 | 207 | 206 | 264 | +28.1% |
枚方市 | 333 | 301 | 344 | 415 | +20.6% |
高槻市 | 268 | 289 | 281 | 362 | +28.8% |
豊中市 | 309 | 305 | 341 | 397 | +16.4% |
吹田市 | 271 | 232 | 269 | 317 | +17.8% |
摂津市 | 55 | 57 | 62 | 97 | +56.4% |
山口市 | 189 | 172 | 184 | 197 | +7.0% |
高知市 | 342 | 327 | 313 | 366 | +16.9% |
うるま市 | 80 | 100 | 115 | 93 | -19.1% |
この後、都道府県別のデータを作成したので、そちらも御覧ください。そちらの方がより包括的なデータとなっています。