下記記事の抄訳。
本文章は、なぜコロナワクチンが効かず、逆に死亡者を増加させてしまうか、その証拠を提示するという内容で、Sucharit Bhakdi氏とArne Burkhardt氏の論文の要約だ。Bhakdi氏は、1990年から2012年までヨハネス・グーテンベルク大学の医療微生物学・衛生学研究所の所長を務めていた人物。Burkhardt氏は、ハンブルク、ベルン、テュービンゲンの各大学で教鞭をとった後、現在は独立した病理学者として活躍している人物だ。
その内容をまとめると、
- ワクチンが感染を防ぐ設計にそもそもなっていない。したがって当然感染を防がない。
- コロナ死亡者を検死したところ、多くの患者の臓器で、自分の免疫による攻撃が観察された。これはコロナワクチンが引き起こしている。なので、コロナワクチンは完全に有害である。
ということだ。
※翻訳間違いがあると思うのでその点はご了解ください。特に医学用語の訳し方が合っているのかわからない。
コロナワクチンについて:なぜ効かないのか、ワクチン接種後の死亡と因果関係があることの反論の余地のない証拠
証拠
私達は遺伝子ベースのコロナワクチン(※mRNAワクチン)をただちに使用停止すべき科学的証拠を提示する。まずは、なぜこのワクチンが感染を防げないのかを説明する。また、有効な効果が期待できないにもかかわらず、このワクチンが自己破壊的な働きをもたらし、病気や死を引き起こすことを示す。
コロナワクチンはなぜ感染を防げないか
コロナワクチン開発における根本的な間違いは、体が病原菌から身を守るために作り出す抗体の、2つの主要な種類の機能的な違いを無視したことにある。
1つめの種類(分泌型IgA)は、呼吸器や腸管を覆う粘膜の直下にある免疫細胞(リンパ球)によって産生されるものである。このリンパ球が産生する抗体は、粘膜の表面を通過して分泌される。このため、これらの抗体は空気感染したウイルスによる、ウイルスの結合や細胞への感染を防ぐことができると考えられている。
2つめの種類の抗体(IgGと循環型IgA)は、血流の中で発生する。これらの抗体は、血流を介して広がろうとする感染性物質から体の内部臓器を保護する。
筋肉に注射されるワクチンは、IgGと循環型IgAを誘導するだけで、分泌型IgAを誘導することはできない。したがって、このような抗体は、コロナによる感染から粘膜を効果的に保護することはできない。現在ワクチン接種者の間で観察されている「ブレイクスルー感染」は、ワクチンの基本的な設計上の欠陥からすると当然のものである。血中抗体を測定しても、呼吸器感染に対する免疫の真の状態がどのようであるか、いかなる情報も得ることはできない。
ワクチンによって作られた抗体がコロナ感染を防がないことは、最近の科学論文でも報告されている。
ワクチンは免疫による自己破壊的な活動を引き起こす
コロナウイルスの自然感染はたいてい(感染範囲が?)気道に限定されている。これに対し、ワクチンは体内の奥深くの細胞に、本来は発現しないはずのウイルスのスパイクタンパク質を発現させる。こうした細胞は、IgG抗体と細胞傷害性Tリンパ球の両方を含む免疫システムによって攻撃されることになる。
この現象はどの臓器でも起こりうる。現在、多くの若者の心臓への影響が観察されており、心筋炎や突然の心停止、死亡が観察されている。
このような悲劇とワクチン接種の因果関係については、科学的証拠に乏しかったため、憶測の域を出ていなかったが、状況は改善されつつある。
病理組織学的研究
ワクチン接種後に死亡した15名の臓器について、病理組織学的な解析を行った。各患者の年齢、性別、接種歴、注射後の死亡時刻は次ページの表のとおりである。以下の点が最も重要だ。
①死亡した15人のうち、ICUで2日以上治療を受けていたのは4人だけだった。ほとんどは入院しておらず、死亡した場所は、
自宅:5名
路上:1名
職場:1名
車中:1名
在宅介護施設:1名
だった。したがって、ほとんどの事例において、医療行為は死後所見に影響を与えなかったと思われる。
②検視官や検察官がワクチン接種との関連性を指摘した死は一件もなく、私達の検死によってようやく関連性が指摘された。
③当初行われた通常の死後解剖では、臓器の外観に異常は認められず、ワクチン接種との因果関係を示唆するようなものは発見されなかった。
しかし、その後の病理組織学的な分析で、一転して、ワクチンとの関連を見出した。以下に、その基本的な知見を要約する。
性別 | 年齢 | ワクチンの種類 | 接種後、死亡までの日数 | |
1 | 女性 | 82 | Moderna 2回 | 37 |
2 | 男性 | 72 | Pfizer 1回 | 31 |
3 | 女性 | 95 | Moderna 2回 | 68 |
4 | 女性 | 73 | Pfizer 1回 | 不明 |
5 | 男性 | 54 | Janssen 1回 | 65 |
6 | 女性 | 55 | Pfizer 2回 | 11 |
7 | 男性 | 56 | Pfizer 2回 | 8 |
8 | 男性 | 80 | Pfizer 2回 | 37 |
9 | 女性 | 89 | 不明 2回 | 6ヶ月 |
10 | 女性 | 81 | 不明 2回 | 不明 |
11 | 男性 | 64 | AstraZeneca 2回 | 7 |
12 | 女性 | 71 | Pfizer 2回 | 20 |
13 | 男性 | 28 | AstraZeneca 1回、Pfizer 1回 | 4週間 |
14 | 男性 | 78 | Pfizer 2回 | 65 |
15 | 女性 | 60 | Pfizer 1回 | 23 |
事例分析からの結論
死亡した15人のうち14人の臓器で、同様の病理組織学的所見が観察された。最も多いのは心臓(15例中14例)、肺(15例中13例)であった。さらに、肝臓(2例)、甲状腺(橋本甲状腺炎、2例)、唾液腺(シェーグレン症候群、2例)、脳(2例)にも病理学的変化が観察された。
すべての症例のすべての患部組織に、いくつかの顕著な特徴があった。
- 小血管の炎症現象(内皮炎)。血管内腔に多量のTリンパ球と、死んだ内皮細胞が観察された。
- Tリンパ球が血管周囲に大量に集積していた。
- 非リンパ性臓器または組織にTリンパ球が大量に浸透していた。
リンパ球の浸潤は、強いリンパ球の活性化や濾胞の形成と組み合わさって起こる。これらが存在する場合、たいてい、組織破壊を伴っていた。
このような、Tリンパ球が関連する多様な病態の組み合わせは、明らかに免疫が自己攻撃していることを表しており、前例がない。ワクチン接種が全症例に共通していることから、ワクチン接種がこれらの死亡者に見られた、免疫による自己攻撃を引き起こしたことは疑いようがない。
結論
病理組織学的分析では、複数の臓器でワクチンによる自己免疫様病変が示されている。このような自己攻撃プロセスに由来する無数の有害事象が、特にブースター注射の後に、頻繁に発生することが予想される。
遺伝子ベースのワクチン接種は、我々に病気や死を招き寄せる。遺伝子ベースのワクチンには、mRNAワクチンとベクターベースワクチンの両方が含まれ、4つの主要な製薬会社の製品は全てこの遺伝子ベースワクチンである。