最近、ツイッターではWHOのパンデミック条約が話題となっている。これに加盟した国家は、パンデミック時に医療に対する主権を放棄して、WHOの指示に従うことになる。
コロナウイルスのパンデミック(本当にパンデミックというほどのものだったか疑問だが)においては、日本人はワクチンを打つか打たないか、自分で選ぶことができた。職場で強制されたという人もいただろうが、離職すれば打たないで済んだ。またロックダウンも無かった。
というのも日本にはワクチンを国民に強制させる法律が無いからである。ロックダウンを行う法律も無いからである。
しかし、仮に日本がWHOのパンデミック条約に加盟し、この条約が成立した場合、日本の憲法で定められていなくても、WHOの考え次第でワクチン接種等が強制となりうる。
あるいは治療薬に非常に危険な薬(ラブゲリオ=モルヌピラビルのような)が治験を経ずに用いられ、それが強制されるかもしれない。
このニュースは非常に重要だが、新聞やテレビでは報道されている気配がない。
ブラジルのボルソナロ大統領は、この条約に加盟しないと表明したようだ。
ブラジル大統領ジャイール・ボルソナロ
「ブラジルはWHOパンデミック条約に署名しません。国家主権はWHOや他の団体に引き渡されるべきではありません。先進国のクラブのような物に参加するためだけに、放棄されるべきものではありません」その通り! https://t.co/OkuBRMyqFA
— PCRテストをやめればコロナ騒動は終わる (@OrangeBoxKitty) May 20, 2022
ロシアはWHOとWTOから脱退を検討開始したそうだ。
ロシアがWHOとWTOからの脱退を下院で検討開始へ。「パンデミック条約」に批准しない国となる? https://t.co/fZUmSpwsG0
— J Sato (@j_sato) May 18, 2022
しかし日本ではこの件について報道すらない。岸田総理は、これまで世界経済フォーラムやWHO、アメリカなどに日本の主権を引き渡すような発言・行動をしてきた。このままでは高確率で、日本人が知らないうちにこの条約に加盟してしまうことになるだろう。
保守のみなさんは、自民党内の保守系の政治家に期待しているかもしれない。しかし、安倍前総理も麻生前総理も、高市氏も山田宏氏も青山繁晴氏も小野田紀美氏も、コロナワクチンや様々なコロナ政策に声を挙げただろうか?挙げていない。
こうした国家を超えた権力に日本が委ねられる危険性について指摘しているだろうか?残念ながらだんまりである。
以下は、「PETITION: Stop Tedros’ WHO Pandemic Treaty(請願:テドロスのWHOパンデミック条約を止めよう)」という署名サイトの文章を翻訳したものだ。
請願:テドロスのWHOパンデミック条約を止めよう
WHOパンデミック条約は、選挙で選ばれたわけでもないグローバリストがパンデミックを宣言し、あなたの国の対応をコントロールする権限を獲得することになる、史上最大の権限拡大となりそうである。
しかし、これについて何かするのにまだ遅すぎるということはない。
WHOのテドロス事務局長に、WHOがあなたの国の主権を奪うことが無いように求める、このサイトの署名にサインし、これを広めてほしい。
この2年間、各国の政府が個人の自由と市民権をおおいに侵害してきた。しかし、今度はWHOが世界レベルでそれを行う主体となろうとしているのだ。
世界人口の99%を占める194のWHO加盟国が、このパンデミック条約に加盟しようとしている。この条約はテドロス事務局長や将来のWHO事務局長が、新たな病気のパンデミックが起こったとみなした時に、各国にどのように対応すべきか命令できるようにするものだ。
この国家主権への攻撃は、過去数年、クラウス・シュワブやビル・ゲイツが世界経済フォーラムやWHO、国連などの世界組織に権力を集中させるべきだと語ってきたのを聞いてきた人にとっては驚きではないだろう。
手遅れになる前にWHOのパンデミック条約に反対するこの署名に参加してほしい。
おかしなことに、この条約の制定を求めるテドロス事務局長やボリス・ジョンソン、エマニュエル・マクロンを含む世界の20人のリーダーは、第二次世界大戦後の世界になぞらえて、コロナ禍後の世界で、「孤立主義とナショナリズムの誘惑を打ち払って、平和、繁栄、健康、安全を連帯と協力をもって成し遂げよう」と連帯を求めているのである。
オーストラリアのスコット・モリソン首相はパンデミック条約に賛意を示した最新のリーダーである。
WHOは、パンデミックの予防・準備・対応を強化するために、WHOの下で、世界的な協議を開始し、条約や国際文書の起草のプロセスを開始しようと述べている。
歯車は既に動いている。バイデン政権は、世界的なパンデミック下での国内の対応をWHOに委ねようと既に公式に提案している。
バイデン政権は、WHOの国際保健規則の改正案を提出している。その改正案は、当事国が反対した場合でも、WHOの事務局長が緊急事態をその国で宣言できるという内容になっている。
これらの改正案は、国際法上の拘束力を持ち、WHOの5月22日から28日に開催される特別大会で審議・投票される。そして完全なパンデミック条約が成立するための舞台を整えることになる。
(中略)
現代は危険な時代である。自由と自己決定権を、あなたの市民権を乱暴に扱う人たちから守らなければならないのだ。
私たちはロックダウンとワクチンの義務化とプロパガンダの世界には戻りたくない。
翻訳終わり。
正直、このサイトに署名したからと言って事態が変わるとは思えない。新たな病気によるパンデミックを、世界の権力者はいつでも簡単に起こすことができる。どこかの研究所でひっそりと病原菌の機能獲得実験を行い、病原菌を散布する。病人が発生したら、傘下のメディアで大々的に報道させ、お抱えの専門家に危険を訴えさせる。
人々を恐怖心でコントロールするか、WHOや国家による法的強制力を使って、何が含まれているかわからない新薬(新ワクチン)を投与する。こうした未来が確実に近づいている。
我々にできるのは、こうした事柄にきちんと反対できる政治家を選ぶことぐらいではないだろうか?海外に移住する元気がある人には、この条約に加盟しない国家への移住をお勧めしたい。ロシア、ブラジルは加盟しないだろう。おそらくインドも加盟しないだろう。
超国家的な勢力に対して声をあげて批判しているのは、参政党ぐらいである。この話題に危機感を抱いた人は参政党に注目してみてほしい。参政党以外のところでいい団体がいたら教えてください。