米国大統領選挙に関して、今もっともホットな話題は、ジョー・バイデンの息子のハンター・バイデンがパソコンを修理屋に預けっぱなしにして放置したあげく、その内容がコピーされ、流出してしまったことだろう。
簡単な経緯をケント・ギルバート氏が下記の動画で説明している。
ハンター氏のパソコンには、父親がからんだウクライナと中国での汚職を匂わせるメールデータがあり、さらにはハンター氏の性行為、薬物接種に及んでいる動画もあり、さらにはもっとろくでもない動画まで収録されているという話もある。
メールから伺えるのは、バイデン氏がオバマ政権時代の副大統領という地位を悪用して、ウクライナの問題のある会社からお金を受け取るために口利きをしたり、今では一番の敵国である中国から、息子経由でお金を受け取ったりとひどい内容だ。
しかし、最初に思い浮かぶ疑問は、そんな重大な内容のパソコンを、果たして修理店に放置したままにすることなどあるものなのだろうかというものである。
ケント氏の話によれば、ハンター氏がパソコンを預けに来た時に泥酔(または薬でらりっていた?)していたそうで、パソコンを預けに行った記憶ごと飛んでいるという可能性はある。
古いパソコンがなくても、新しいパソコンを買って、データをクラウドから復帰させれば、仕事は続けられるだろうが、それでも古いパソコンを他人に預けたままにしておくというのは、信じがたい話である。
ハンター氏のパソコンが含む情報はまだ全部開示されていないので、11/3の投票日までにさらに内容が明らかになってくると思われる。
この出来事を契機にトランプ大統領が再選したとしたら、一体この出来事はなんだったのだろう?と多くの人が思うのではないだろうか。
神の意思?宇宙人のような人間を超えた存在の介入?親トランプの活動家?諜報機関?ハッカー?
バイデンに敵対する人物が、ハンター・バイデン氏のパソコンを盗み出し(あるいはデータだけ盗み出し)、わざとトランプ支持者が経営するパソコン修理店に預け、放置して内容が流出するように仕向けたということはあるかもしれない。パソコン修理店の経営者もグルで、ハンター・バイデン氏のスキャンダルを含んだパソコンと知っていながら預かり、データをコピーした後、FBIに提出したのかもしれない。
しかし、本当に偶然に、ハンター氏のパソコンが水没し、部下か本人かわからないが、パソコンを修理店に預けたまま、失念したのかもしれない。
詳細はよくわからない。
この出来事があったにもかかわらず、トランプが負けた場合、それはそれでまた奇妙な印象を残すけれども、人智を超えた力がトランプ再選の後押しをしているようにも思えてしまう。
時系列としては、
2019年6月4日 ボー・バイデン財団のシールが貼られたパソコンが修理店に預けられる。
3ヶ月後? 店主は預け主に連絡したが引取に来ないため内容を確認。
2019年末 店主がパソコンのデータを4つコピー、連邦政府に報告した後、パソコンはFBIに回収される(しかしFBIは内容が内容だけに調査をしなかったようだ)。
2020年? 店主がコピーしておいたデータをロバート・コステロ氏に渡す。
2020年9月 ニューヨーク・ポストがジュリアーニ氏からデータを入手。
2020年10月 ニューヨーク・ポストが記事発表。
偶然なのか、謀略なのか、いずれわかる時が来るのかもしれないし、来ないのかもしれない。この出来事が選挙結果に影響を及ぼすのかもしれないし、米国民から無視されたまま終わるのかもしれない。ともかく不思議な話である。