コロナワクチンは生殖毒性の評価が行われていない!?

コロナワクチン(mRNAワクチン)では生殖毒性の評価が行われていないということを医師と思われるツイッターアカウントの方が説明していたので、転載し、紹介したい。

molbio08氏のツイートより

mRNAワクチンと生殖毒性

このmRNA型生物製剤では生殖毒性の評価が全く行われていないことを書いておきたいと思います。これまでの不活化型ワクチンではウイルスそのものは不活化されている、つまり増殖できなくなっています。また皮下注射のように局部に留まるような方法で接種されますので全身への分布と作用は考慮不要。

ところが、今回、問題になっているものはmRNA型生物製剤と呼ぶべきもので実験的な生物製剤です。このことを意識しないで接種を受けている人がほとんどだと思います。mRNAを脂質ナノ粒子にくるんでヒトに投与するというものです。接種後にこれは全身を巡り、肝臓、副腎、卵巣などに蓄積されます。

このような製剤の場合には生殖毒性を動物実験で検証するのが必須です。生殖毒性の検証というのは接種された動物から生まれた子孫の個体に異常がないかどうかを調べることです。短期間で実用化されたために、接種後の体内動態の解析と急性毒性の検証がかろうじて行われただけなのが実態です。

子どもや若者を含む生殖可能年齢の人たちに接種すべきではないということの大きな根拠として生殖毒性の評価が行われていないということがあげられます。あなたの子供に接種したものがあなたの子供の生殖細胞に組み込まれて、あなたの孫のゲノムにスパイク遺伝子が組み込まれる可能性があってもいいのか。

こう言われて子どもへの接種を進める親はほとんどいないでしょう。高齢者では感染後の重症化リスクの存在は既に明らかです。日本の子どもでは重症化リスクは極めて低く、また流行の中心のオミクロンに対しては感染予防効果はほとんどなく、接種しても感染し、他の人にうつします。意味のない接種です。

生殖毒性の評価が行われていないものを、今後生殖可能な年齢の人たちに、接種することは科学的に間違いです。さらに、生殖毒性発現の可能性が示された今、接種を進める理由は全くなくなりました。この接種キャンペーンは即座に中止すべきです。

↓逆転写反応と関連して

生殖細胞で起きたら大変という指摘がありましたが、精子や卵子を生み出す元になる細胞は細胞分裂を恒常的に行なっていますので、同様のLINE1の活性化と逆転写反応とゲノムへの組み込みがおきる可能性は否定できないでしょう。その結果、スパイクを発現し続ける個体が誕生してしまいます。

逆転写反応でmRNAからスパイクの遺伝子ができることが明らかになりました。mRNAから合成されたDNAはcDNAと呼ばれます。cDNAの集団を細胞に導入することで発がん遺伝子が見つかりました。cDNAまでできてしまえば一定の割合でゲノムに組み込まれることは既にわかっています。

この発見により、mRNA型生物製剤が逆転写されることが明らかになり、従来の知見、すなわちPNASに掲載済みのウイルスゲノムの組み込みがおきるということ、さらに細胞内に導入されたDNAが一定の割合でゲノムに組み込まれることと併せて、生殖毒性の可能性が高まったというように理解しました。

コロナ治療薬モルヌピラビル(ラゲブリオ)と生殖毒性

molbio08@molbio08

メルクの内服薬はウイルスの変異確率を高めるので、耐性ウイルスの出現を促進します、副反応の多さ、特に生殖毒性があること、発がん性が懸念されること、効果が低いことを考慮するとファイザーの治療薬が使用できるようになった段階で、使用を差し控えるべきだと思います。

CAN@canchemistry

モルヌピラビル(N4-ヒドロキシシチジン誘導体)の化学構造は核酸塩基のシチジンに似せて作られており、ウイルスのRNA複製エラー(変異)を引き起こすことで抗ウイルス性を発揮しますが、その作用機序は「抗がん剤」のそれに近く、人体への変異原性・生殖毒性が懸念されます。慎重な判断が必要です。

私は、2021年10月に「モルヌピラビル(商品名:ラゲブリオ)には、化学構造的に、変異原性・生殖毒性があるだろう」と指摘していましたが、FDAは「催奇形性のリスクありと判断、妊婦への投与を禁止」としています。日本ではあまり報道されていないようで、周知が望まれます。