BCGワクチン仮説になぜ欧米が飛びつかないのか?最近の最大の謎だ

トランプ大統領は、ゲームチェンジャーだとして、ヒドロクロロキン+アジスロマイシンを限定承認させ、アメリカの医療現場で使用できるようにした(確か臨床試験無しで)。

しかし、様々な推定を見る限り、BCGワクチン(特に日本で使われているタイプ、BCG tokyo 172)ほど費用対便益の高い選択肢はない。

BCGワクチンを摂取すると、新型コロナウイルスに罹患しても、死亡する確率が1/10以下になっている感がある。また、副作用などの安全性についてもデータが揃っている。

すぐには、効き目が出ないのだとしても、今から接種を始めれば、次の冬には間に合う。BCGワクチン+各種治療薬(ヒドロクロロキン+アジスロマイシン、ギリアドが作っているやつ、アビガン等)で、死者数を相当抑え込めるはずだ。

感染しても、死者がほとんどでないのであれば、通常のインフルエンザ等と同様に扱うことができ、都市封鎖のようなことはする必要がなくなる。感染者が増えれば、集団免疫の状態にも自然に到達する。

これで経済爆死の事態は避けることができる。日本の政治家、メディア、一般人は欧米に相当影響されているので、欧米が強気に転じれば、日本も追随できる(既にBCGワクチンを接種しているので、いつもどおり過ごせばよいことになる)。

問題は、BCGワクチンが有用だという説が取り上げられても、必要な数を迅速に供給できるのかという点だ。

日本にあるBCGワクチンは、余剰在庫が少なく、また急な増産もできないようだ。しかし、国家が莫大な予算をつければ、何かよい方法が見つかるのではないか?

今、各地でBCGワクチンの有効性について試験が行われているから、いずれ有効性が統計的に証明されると思われるが、それから供給&接種の準備を始めるのでは遅いはずだ。

既存の製薬会社は儲からないので、BCGワクチン仮説に嫌な顔をするだろうから、これは政治家案件である。私がトランプ大統領なら、ゲームチェンジャー認定するのだが、なぜ無反応なのだろうか?日本の首相官邸もBCGワクチン仮説については知っているのだから、アメリカ政府に話が届いていないはずがない。

なぜ動かないのか?調査中なのか?水面下で確保に動いているのか(もしそうなら、その動きは漏れ伝わってきそうなものであるが)?最近の最大の謎である。