経験則を大切にしよう

科学合理的な説明はできないけれども、「こうしたら、こうなる」という経験則を誰もが持っているはずだ。

表題に書いたように、私の場合は、射精をすると数日間は麻雀の配牌が悪くなる。ツモも悪くなり、勝てなくなる。

統計をとって、有意にこの法則が成り立つのか調べたら面白そうだが、私は麻雀も射精もあまりしないので調べられない。

しかし、一般的に男性の間には、「大事な勝負事にのぞむ前は射精を控えた方がよい」というセオリーが流通しているのではないだろうか。

投資関連でいえば、印字がかすれた決算短信を出す会社は、投資先としてふさわしくないという経験則がある。「短信の印字の薄さ」と「投資先としてのふさわしさ」の間に科学的な説明をつけることはできないが、私の中ではそういう経験則が成り立っている。

経験から導き出されたセオリーは、非科学的であっても一定の再現性を持っていることが多いので、生活をしていくうえで大切にしたほうがよいだろう。

悪事が成される時のセオリー

社会で起きる出来事にも、悪事が成される時のセオリーがあると思う。

泥棒や強盗のような小さな悪事ではなく、多数の人間が連携して成すスケールの大きい悪事である。あまりも堂々と成されるので、多くの人間が悪を悪と認識できず、騙され、数十年経った後、冷静な歴史家が「あれは悪だった」と売れない本に書くような悪事である。

それは、

左寄りの政治家 主流メディア 巨大IT企業 専門家(学者)

がタッグを組んで、何かをゴリ押しする時は、その何かはたいてい間違っているというものだ。間違っているか、裏の意図がある。

ロックダウン政策、コロナワクチンの強制、前回の米国大統領選挙に不正はなかったという主張、地球温暖化危機説などがこれに当てはまる。

米国大統領選挙に不正はなかったし、地球温暖化は深刻な問題だし、ロックダウン政策は有益だし、ワクチン強制も素晴らしいと考える人には理解できないセオリーかもしれないが、上に書いたような悪事が成される時のセオリーが存在する。

この悪事が成される時のセオリーは、単純でワンパターンなので、一度疑う癖を身につけると、以後は騙されにくくなる。